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\イベント開催報告/ 地域の「ほしい」と私の「やりたい」をつなぐローカルキャリアを考える~長野県3町村による地域おこし協力隊募集~

こんにちは。
さとキャン(ふるさとLIFE CAMPUS)コミュニティマネージャーのみゆうです!

10月21日(土)にイベント「地域の「ほしい」と私の「やりたい」をつなぐローカルキャリアを考える~長野県3町村による地域おこし協力隊募集~」を銀座NAGANOにて開催しました。

このnoteではイベントの様子をレポートしていきます!


1.イベント概要

ー*開催日程*ー
10月21日(土) 14:00~16:00(+個別相談30分)
銀座NAGANOにて現地開催

*タイムテーブル*ー
14:00~14:10 オープニング(趣旨説明)
14:10~14:30 参加者自己紹介
14:30~14:40 自治体紹介①
14:40~14:50 自治体紹介②
14:50~15:00 自治体紹介③
(10分休憩)
15:10~15:50 対話の時間
15:50~15:55 Q&A
15:55~16:00 クロージング
+(イベント終了後)
16:00~16:30 個別相談

*イベントの趣旨*ー
地域おこし協力隊は、地域がミッションを設定して募集をしますが、3年間の任期のあとに地域に残る場合は、自分で仕事を見つけていかないといけません。
そこで協力隊の3年間を、地域の人を知り、地域で自分のできることを見つけていく期間と位置づけ、地域でやってみたいことや挑戦したいことをイメージしながら参加者が協力隊というローカルキャリアを検討する場としました。
今回登壇いただいた3つの自治体では、協力隊がやりたいことを地域が応援する土壌があり、協力隊として活動しながら商店街でお店を開いたり、物件をリノベーションして場を開いたり、といった事例が生まれています。
地域の求めることと、協力隊がやりたいことを、対話を通じて見つけながらミッションを創っていく「共創型」協力隊を念頭に、自治体と参加者の対話が育まれるイベントとなりました。

2.登壇いただいた自治体の紹介

今回のイベントで登壇いただいたのは、長野県の生坂村、立科町、辰野町の3自治体です。それぞれの場所を地図で示すとこのあたり。

*生坂村*ー
・生坂村は長野県の中央より少し北にあり、北アルプスを源流とする犀川と豊かな山林に囲まれた、人口約1700人の小さな農山村です。
・生坂村は、脱炭素に向けた取り組みに力を入れており、村内の再エネポテンシャルを最大限活用した太陽光発電や小水力発電の導入、木質バイオマスの積極的な活用等を計画しています。
・全国の小規模な農山村では、人口減少やレジリエンスの強化が大きな課題となっています。私たち生坂村は脱炭素事業を通じて、2030年民生部門カーボンニュートラルとこれらの地域課題解決の同時実現を目指し、「小さい村でもやればできる!」を体現したいと考えてています。
・情熱と信念をもって、より良い村の将来を一緒に考え、村とともに歩んでくれる方を歓迎します。

*立科町*ー
・たてしなまちは長野県の東側にあり、特徴的な真ん中にくびれのある砂時計のような形をしていて、日本一折れそうな町として一時期一部界隈で反響が起こった町です。観光地の「蓼科」が有名ですが、町の名前は「立科町(たてしなまち)」です。
・南北に細長い町の南側の高原エリア(女神湖付近:標高1530m)は日本百名山である蓼科山がそびえ立ち、女神湖や白樺湖、スキー場を有するリゾート地で、野生動物にもひょっこり出会えるような大自然が広がっています。北側の里エリア(中心地:標高715m)は史跡や寺社などの歴史を感じられる街並みと、浅間山をバックに、のどかな田園風景が広がっています。
・ほどよく田舎で不便さと便利さのちょうどいい距離感にあるこの町で、無理をしない自分らしいローカル暮らしをしながら人生の旅の住処を見つけられる場所を探してみませんか?

*辰野町*ー
・日本一ほたるが舞う、ほたるの町として知られる辰野町。近年では、「つくりたい暮らしを、自分たちでつくる」の精神で、住民一人ひとりの個性や創造性が光る、DIYなまちづくりが盛んな地域にもなりつつあります。
・街・里山・宿場の3エリアからなる辰野町。街中では、シャッター商店街が、カフェやアパレル、シェアオフィスやダンススタジオなど新しいお店が点在し、衣食住職遊をたのしめる、「トビチ商店街」 へと変容しつつあります。里山では、長野県移住モデル地区にも選ばれている都市部移住者に人気の「川島地区」で、都市部学生が開業した、移住しなくても里山暮らしが楽しめるファミリー向け二拠点シェアハウス「Co-Sato」が皆さんを迎えてくれます。宿場では江戸時代から続く、老舗酒蔵の小野酒造店(2023年、代表銘柄「夜明け前」 がロンドンの世界的な酒品評会でゴールドメダルを受賞!)のほか、日本を代表するワインソムリエが世界に誇れるワインをつくるべく、ワイナリーも開業準備中。
・まさに新たな動きが生まれつつある辰野町に、あなたも関わってみませんか?

イベントの様子

3.参加者の方の感想

銀座NAGANOに集まった参加者は16名!加えて、自治体職員と協力隊員、ふるさとLIFE CAMPUSの運営スタッフが集まり、合計28名が集まる熱気のある会となりました!
イベント後のアンケートより、参加者の声を抜粋してお届けします。

・“移住”というと今と生活圏も生活様式も全く異なるだろうというイメージが覆りました!

・知らない地域のお話をお聞きすることができて興味が高まりました。それぞれ3地域の特色がちがうので、暮らしを想像できて楽しかったです。実際に訪れたいと思ったときの道筋(現地の関係人口案内人の連絡先、ゲストハウスの紹介など)や機会(こんなイベントありますよなど)がもう少し見えやすいといいかなと思いました。

・自治体の皆さんと対話の時間を設けていただき詳しくお話伺えて良かったです。

・参加地域の前提の話と地域おこし協力隊と役場の人どちらの話も聞けるのは良い場だったと思います。

・コンパクトでわかりやすく、短い時間で地域の色が見えてきた素敵な会だったと思います。ありがとうございました。

・移住によって様々な形で関わろうとしている人がこんなにも多いことを知れたことは非常にありがたい経験となりました。また移住に対しての支援やサポートもあることがわかり、もう少し調べてみて移住に向けて準備をしていきたいなと思いました。ありがとうございます。

・今現在、辰野町のシェアハウスで暮らしていてのどかな暮らしと地域住民との素敵な交流ができていました。しかし今回の会に参加してほかの市町村での活動も興味が湧き、視野が広がったように思えます。自分も地域おこし協力隊として活動出来れば楽しいだろうなと考えました。ありがとうございました。

生坂村、立科町のブース
辰野町のブース

4.今後のイベント案内

① ふるさとLAB(11月19日)
ふるさとLIFE CAMPUSでは「ふるさとLAB」を毎月開催しています。
次回のふるさとLABでは、12月16日に開催予定のイベント「/(スラッシュ)南信州」より南信州のキーパーソンにゲストとして参加いただきます。詳細は以下のpeatixをご覧ください。

② LOCAL TAKUMI TOURISM(11月25日-26日)
木曽に息づく「発酵」と「木工」の文化をたどる1泊2日のツアー旅を開催します!詳細は以下のpeatixをご覧ください。

③ /(スラッシュ)南信州(12月16日)
南信州広域連合さんが主催となり、「地域で活動する魅力的な方々」と「地域に関与してみたい若者」との出会いを創出することを目的とした対面型のイベントを開催します!詳細は以下のnoteをご覧ください。


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