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【7月の日記⑤】自分騙しは、いづれ本気になる/ EBISU Liquidroom

東京の感染者数がエグイことになってきている。私の住む都内隣県も同じく。仕事の内容上テレワークができないので、相変わらず電車通勤しているけれど、今はフレックスで通常よりも早めに出勤し、残業もせずにさっさと帰っている。
それにしても、トーキョー23区内のなかでも飛びぬけて多くの人が集まる街にある職場に週5で勤務していて、マスク等の対策はしているとはいえ、感染しない方がおかしく思えてきた。私は体力、免疫力ともにあまり自信がない。だから、感染するのも時間の問題なのかも…と最近ちょっと元気がない。「あんた、大丈夫なの?」と良く友人には心配される。「あまり気にしない方がいいよ」とも言われる。でも、この状況にあがいていても、逆にメンタルが消耗するだけだから、できる限りの感染対策をしながら、日々の業務を粛々と続けていく。それが今私ができる最善だ。

9月の頭に東京・恵比寿のリキッドルームで羊文学のワンマンライブ開催決定が発表された。そうか~。勝手に日比谷野外音楽堂だと思い込んでいたけど違ったか…。
コロナ禍に入り3年目。ライブに行ってはいるけど、実は私、会場の換気状況が安心できる場所で開催されるライブにしか行ってない。観に行きたくても、申し込みの時点でやめているライブは今でもかなりある。ライブハウスを信用していないわけではないけど…。夏の風物詩、野外ロックフェスも、まだ怖くて行けません。「週末は気軽にライブへ」だった私が、アーティストも会場も厳選してライブに行くようになった。なんだか数年前とは人が変わってしまった気がする。
羊文学、6月のZepp Divercity公演は、状況が悪くなれけば行こうとはしていた。が!多忙でチケット先行を忘れていて、一般でも買えなかったから結局配信で観た。その時ライブが、圧倒的すぎて素晴らしかった。行きたかった、ああ悔しい。

で、悩んでいても仕方がないので、リキッドワンマンのチケットは申し込んだ。何もしないよりはいいだろう。もし取れたら9月の状況次第で決めたらいい。きっと、また悩み疲れちゃうんだろうけど。
それより羊文学、去年よりも確実に知名度が上がり、人気も出てきているので、チケットが取れるかどうかは怪しい。収容人数もきっと減らすだろうから。

とまぁ、今週はこんな感じでなんだかモヤモヤしてばかりである。
私は普段テレビをほとんど観ないし、なるべくネットからも離れるようにはしているけれど、SNSだけは見ちゃう。そして、SNSでうっかり目にした情報に振り回され「あーあ」と落ち込むこの負のループ。これ、なんとかせねばといつも思う。でも、そういう時にこそ、自分の半径2メートルくらいの世界を充実させたらよいのだろう。ギターの弾き語りの練習をし、部屋の掃除や断捨離をして、ボーナスが入った時にしか買わない高級フェイスパックを顔に張り付け、悦に入る。「この世界の中心にいるのは自分」と、最初は自分を騙すつもりではじめるのだけど、いつのまにか本気でそれをやっている。noteを書く頻度が最近高くなっているのも、実はその流れからだ。
そう考えていくと、この週末も来週末も予定がほぼキャンセル状態だけど、やれることはたくさんある。

私がコロナ禍に入る前、最後にリキッドルームに行ったのは2019年12月21日。OGRE YOU ASSHOLEのワンマンだった。久しぶりにライブ映像を観ていたら、あの轟音を全身で浴びたくなる(ライブ映像は2020年のもの)。
そう言えば、私がライブハウスに行っていない間に、青春を共にした箱がふたつ閉館してしまった。ひとつはお台場にあったZepp Tokyo。もうひとつは新木場のSTUDIO COAST。新木場なんて、コーストがなければ絶対に降り立たない駅だったよ。どちらも閉館理由はコロナじゃないようだけど、それにしても寂しい現実だった。

リキッドルームを支援するために購入したTシャツ
裏側にはこう書いてある
“ we will meet again "


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