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毛虫のボロを見て、感じたこと。



毛虫のボロを見てきました。


毛虫から見る景色は人間と違ってどんなものなのか
ざっくり言うとそんな内容になっていて
その絵がまたすごい。
鮮明に、巧妙に、ユニークも交えながらの作品でとても面白かった。
本当に小さい子から大人まで楽しめる作品だなとジブリを見ると常々思います。


小さな頃から見ていた映画が大人になり視点を変えるとまた味が出て面白い。
人間の特徴や嗜好を本当に細かく、繊細にキャッチされていてそして、それを在りのままに発信しているなと感じます。

映画が最初からある時から生まれた
カメラが最初からある時から生まれた
自転車、テレビ、携帯、車、電気、ガス、Skype、LINE、Instagram、ロック、グランジ、アンビエント、ギター、鞄、靴

情報なんて
欲しくなくても手に入る世代
もう用意されているものに乗っかってる


三鷹の森ジブリ美術館では
映画の構成や歴史も展示されているのですが

ないものを"ある"に変えることって
とっても労力と時間がかかるけど

それに対する情熱や、愛、自分の信念があれば
成し得ることなんだなと思いました。

誰よりもこだわって、細かく試行錯誤を繰り返して、一人で空想の世界に出かけて持って帰ってきたと思ったらまた描き始めている

そんな突き動かされるように
何かをすること

今は"ないもの"がなくなっている時代
もちろん、新たに生み出されるものも同時になくなることはないだろうけど

より専門的なことが求められるようになっていて、自分が考えていることは大体誰かも考えていて、それを形にするかしないかの選択によってその人の人生が変わっていく

忙しくしている人間が自分のテリトリー内にいると自然と自分もこうしなきゃいけないのかな?とか、そうしていないことで、疎外感を感じるくらいならいっそのことその環境自体から抜け出して、一人の時間を率先して作ることにフォーカスを当てたい

そして、専門的な何かを鍛え続ける、自分を解読することこれが大切だなと映画を見てたくさん感じました。

自分を解読して、受け止めて、ゆっくり包んで
誰かを愛する勇気をもつ。

ぜひ、行った際は見て欲しいです。







Coco.


#ブログ #白よりの藍 #三鷹の森ジブリ美術館 #毛虫のボロ


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