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もし上場したら、買いたい株 Airbnb

2020年は東京オリンピックイヤーからコロナイヤーになってしまい、民泊事業やホテル業は大打撃を受けています。民泊事業といえば、Airbnbを思い出すかと思います。Airbnbはもともと2020年に上場を予定していました。コロナ禍の中、上場することが難しいと踏んで、Airbnbは今年の4月に新規に約1000億円の資金調達をしました。調達した資金の一部を民泊ホストの救済に使用するらしいです。

ホストが居なければ、民泊事業は成り立たないので、確かにホストを大切にすることは事業継続にとって必要不可欠な要素の一つです。

コロナ前のAirbnbは稼げていたのか?

結論から言うと、とても稼いでました。2017年に売上高約26億ドル(約2700億円)、一部の報道によると、2017年度、2018年度は民泊事業の黒字化しています。2019年の第二四半期の売上だけで10億ドル(約1000億円)を超えており、もしコロナがなければ、2019年に上場したZoomのように黒字上場を目指せる企業の一つになっていました。

Airbnbの創業ストーリー

創業者達は、クレジットカードで借金しながら、創業し、シリアルを売りながら、起業資金を捻出してました。当時、シリコンバレーの投資家達ですら、自分の家を他人とシェアする人はいないだろうと踏んでました。

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Airbnbが受け入れられた理由

Airbnbの利用者の視点
シリコンバレーにおいて、ご存知の通り、とにかく宿泊費が高いです。シーズンにも寄りますが、モーテルですら一泊2万円〜3万円します。私も最近シリコンバレーに行く際に、Airbnbを利用しています。Airbnbであれば、一泊1万円台でお風呂(シャワー)・トイレ付きの部屋が借りられます。

家のオーナーの視点
もう一つ重要な要素として、シリコンバレーの家が高すぎて、ローンの負担を減らす為に、家のオーナーは、他人と部屋を共有し、ローンの負担を減らしたいというニーズがありました。
(シリコンバレー界隈で、古い一軒家でも1億〜2億円で、マンションも6千万〜1億円以上します。更に、アメリカの金利は4%なので、給料だけでローンを払えない人も結構居ます。)

コロナの中で、Airbnbも色々大変かと思いますが、しっかりした財務体質、今後の成長への期待から、上場したら購入したい株の一つです。

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