短歌 色彩 十首 33 笹塚 心琴 【す-19】文学フリマ東京38 2017年8月18日 18:24 「みずいろ」には実は色がないと彼を手にかける前に気づくべきなにが君の毒だろうその紅い唇だろか黒い目だろか 輝きは色彩のない宇宙にて惰性で撮った集合写真 灰色の街を歩く人たちへ贈る言葉もコピペされてる 風見鶏 みどりの風を乱しては西日にとける天使を想う 嘘つきは被害者ヅラして現れる 物憂げな神の死角は緋色 祈りとは何色ですか 色づけばイロになり枯れてしまうでしょう音を立て紫色が放たれる それが世界の終わりの合図 まだ土に還りたくない そう願う画用紙の上で暴れる赤 クレヨンが世界一の武器だったころ怖いものなんて何もなかった #note短歌部 #短歌 #文縁の友 ダウンロード copy #短歌 #note短歌部 #文縁の友 33 記事をお読みくださり、ありがとうございます!もしサポートいただけましたら、今後の創作のための取材費や、美味しいコーヒータイムの資金にいたします(*‘ω‘ *) 記事をサポート