短歌 (非)日常 十首 28 笹塚 心琴 【す-19】文学フリマ東京38 2017年10月25日 18:34 幼な子の見上げる空を飛ぶ蝿の祝福の辞など誰も知らない 瞳から落つる涙を受け止めるためだけに傘を持ってきました 生きている間限定の感覚に溺れぬわけが見つからないわ 左手の薬指には約束が血管を殺し巻きついている ラブラブは「愛愛」ですかそれとも「二人」と和訳しますか 最近じゃ神様もシフト体制でシームを狙い撃ちする悪魔 我が生は各駅停車のごとくある だからこそ知る花の名もある 脳天に刻み込まれた歌があり天使がときどきからかいに来る 魔法など使えなくてもお前には明日を迎える才能がある 空を飛ぶ夢想しながら唐揚げにレモンをかける罪深きひと #短歌 #note短歌部 #文縁の友 ダウンロード copy #短歌 #note短歌部 #文縁の友 28 記事をお読みくださり、ありがとうございます!もしサポートいただけましたら、今後の創作のための取材費や、美味しいコーヒータイムの資金にいたします(*‘ω‘ *) 記事をサポート