笹塚家不穏の三日間——直接対決

こんばんは、笹塚です。今日は久々に美容室に行ってカットとパーマを施術してもらいました。セミロングをふんわりとさせてみました。丸顔に拍車がかかったのは言うまでもありません。

梅雨時期のじめじめ気候に、つい気持ちがふさぎがちになりますが、気分転換ができてよかったです。パーマの直後にお世話になっているコーヒーショップに遊びに行ったら、マスターに「ふふ。かわいい」と言ってもらえて、思わずにまにましてしまいました。

さて、最近は「今日の短歌」にすっかりはまっていて、日々生活のことを詠んでいます。直近の三作品が以下になります。

日々に寄り添った歌を詠むのは、自分の生活を見つめる意味でもとても面白い試みだと思っています。創作が生活にあってよかった。

創作を始めたのが20代の前半、入院中にあまりにも暇で（私は「不良」患者だったので、作業療法や音楽療法にはどこまでも懐疑的だったから、デイルームでひたすらうだうだしていた）、ふとなだれ込んでくる思考をキャンパスノートに書き留めたことがきっかけでした。

別段、文学部にいたわけでもないし、芸術や文学の素養もおそらくは一般より劣っていた私は、それでも何かを「表現すること」に、気づいたら魅了されていきました。それから早ウン年、まだこうして続けることができています。

要は下手の横好きなのですが、それに勝る言葉が「好きこそものの上手なれ」。表現が好きだという気持ちは、大切にしたいと今でも思っています。

創作のお供が、音楽です。今日のお供は、最近ドはまりしているアーティスト、吉澤嘉代子。友人に「きっと笹塚には刺さると思う」と言われてサブスクで聞いてみてあらびっくり。驚くほど好きになってしまいました。

なかでも好きなのは、アルバム「屋根裏獣」収録の「ぶらんこ乗り」。どうやらJOYSOUNDならカラオケに入っているらしいので、いつか歌ってみたいです。なんともいえないアンニュイで浮遊感のある世界観が大好き。

今夜は珍しく一人で過ごしています。夫が渋谷でライブに参戦しているのです。いいなーライブハウス、もうしばらく行けていないもんな。。かけたパーマがまっすぐになるくらいヘドバンしたい（？）。今ごろはじけているんだろうなー。羨ましい……。

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実は、今週火曜から木曜まで、笹塚家は不穏な空気に包まれていました。どちらかが調子を崩した？　いやいや、奥さん、アレですよアレ。

プロ野球セ・パ交流戦。

ふだん、私はパ・リーグの千葉ロッテマリーンズを応援しています。育った地が千葉だからです。夫はセ・リーグの中日ドラゴンズファンです。

リーグが違うので、普段は問題ないのです。むしろお互いが推しているチームが負けたりすると、「次があるよ」とか励ましあったりします。しかし、年に一度の交流戦での直接対決となると大問題が発生します。

勝負ですから、たとえ対戦相手がパートナーの推しチームだとしても、絶対に負けたくないのです。

結果は、千葉ロッテマリーンズ破竹の３連勝。いわゆる「３タテ」ってやつです。

・火曜日（一戦目）ロ６－２中
私「まずは一勝もらった」
夫「まぁこんなもんだよ。明日があるからね」

・水曜日（二戦目）ロ９－６中
私「勝ち越し！　いい響きだねぇ勝ち越し！」
夫「……」

・木曜日（三戦目）ロ２－０中
私「３タテもらった！　いやぁありがとうございますぅー」
夫（殺気立ちリビングをあとにする）

……野球って、なんであんなに人を夢中にさせるのでしょう。ときに、普段「優しい」の煮凝りのような（どんな表現だ）夫を、アサシンの目にさせてしまうのです。罪深い楽しさです。

ちなみに、名古屋に全くゆかりのない夫なので、なぜドラゴンズファンなのか尋ねたのですが、

「……気づいたら、ドラゴンズのキャップをかぶっていた」

という詳細不明な筋金入りのドラゴンズファンでした。

ということで、今年の直接対決は私の全勝で幕を閉じました。とはいえ、まだまだシーズンは続くので、夫の殺気が早く払しょくされるように（＝我が家に平穏が訪れるように）、セ・リーグは中日ドラゴンズを応援していきたいと思います。

それでは、みなさまよい週末をお過ごしください。