短歌 こころ 十首
完全な球体こそが「こころ」だところころ笑う博士論文
学歴や給料などで縛れない こころは今も昔も自由だ
「大切」がどうか伝わりますように たなごころから溢れたひかり
自分だけの物語を丁寧に編む作業こそこころの使命
こころとは大福なんだ柔らかで甘くて少ししょっぱいでしょう
閉ざされた氷の心を溶かすのは愛をデコった特盛りパルフェ
たとえ君が心を閉ざしても愛鍵ならばここにあるから
心病む人の抱えた傷に添う 言葉とは常にそうあるべきだ
虚しさも妬みも孤独も恨みも全部こころが生んだ子どもたちです
こころから「ありがとう」を言う日が来たらそれは「さよなら」なんだね、きっと
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