短歌 煌めきの赤 十首 35 笹塚 心琴 2017年12月19日 16:36 満たされるつもりなどない 愛情に底があるとは思えないから 私たち重ねた日々が鮮やかに広がってゆく影が愛しい ゆく季節に柔らかなサヨナラを真白いベッドの上で告げるの 銀河系の隅っこでまだ泣いてるの 胸を裂くならフレアを想え リトマス紙みたいにわかりやすいひと 嘘がつけないところも一緒 情熱を薔薇に託した歌の所為 私は耳を塞ぎ続ける 僕らみな太陽の子と笑えればどこにもパンダがいなくたって 「この処理に時間がかかります」とある ならば今宵は踊り明かそう どこまでも線路が続くとしたなら特急列車で君へ突っ込む 人びとが好奇心にて仰ぎ見る真紅色した神の履歴書 #短歌 #note短歌部 #文縁の友 ダウンロード copy #短歌 #note短歌部 #文縁の友 35 記事をお読みくださり、ありがとうございます!もしサポートいただけましたら、今後の創作のための取材費や、美味しいコーヒータイムの資金にいたします(*‘ω‘ *) サポート