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芝居の稽古というもの、制作と役者の間で。

もうすぐ木曜日、本番は金曜日。
書いているうちに木曜日にはなってしまうだろうが、、
思いつくまま。

1年8ヶ月前からスタエフ、いや、その3ヶ月前からオンラインサロンに入り、そこの演劇部でほぼ2年ぶりに演じることをやってみた。

役者とは言えない頻度だが、私は芝居をすることも、芝居を作る(プロデュース)こともやっぱり好きだ。楽しい。とその時思った。
オンラインサロンのマウンティングに呆れ、3ヶ月で撤退。やはり私は作られたものより作る方が好きだとstand.fmを始めたことをきっかけにまたまた企画を始め、芝居もすることに。芝居といっても音声なので台本は手放さない。それが楽なようで気持ち悪くもあったが慣れれば大したことはない。それなりの難しさと楽しさがある。

で、今またあと48時間後には終わっている本番を目の前に、やはり芝居の楽しさと面白さ、、、、やめられない世界にいるのだと改めて思ってしまった。

ここにも書いたように、一つはChatGPTに書かせた作品。
私が何をしたわけでもなく、やりたいなぁーと言っていたら「こんな作品できました!」と言っていただき、少しメッセージで打ち合わせののち、作品が完成。
今こそ、やっておきたいAIにチャレンジだ。たぶんスタエフでも流行るのではないだろうか!と思う。

まぁ、AI使っての創作にはそれなりの慣れと知識とセンスが必要なのいうまでもないが、それらを持ち合わせた方と一緒にできるのはなかなかレアだろう。ラッキーである。

この作品、稽古もしなければ打ち合わせも数通のメールのみ。
先程、監修をしてくれている薫さんから作品をイメージした画像が送られてきて、私の思い描いて稽古していた役柄より若い人物像だったので修正。もっとよく考えれば、、、そりゃそうだ。読みが浅かった。だがこの稽古の時間に様々なことがわかってくる、そこが私が芝居を好きな理由かもしれないと思う。
いろいろな可能性を考えながら人物を想像することが本当に楽しい。

だが、今回はもう一作品、
同じ日の同じ番組内でだ。
こちらは4人でやるオリジナル朗読劇。
スタエフで1年半やっている朗読パーティー、その第二部の企画に「オリジナル書いてみない?」と持ちかけたら書いてくれた相棒、
出来てきたのは本番一週間前、
設定は50歳が4人、それでも私には若すぎるが🤣台詞が高校生並みに感じた。
実際、私はそういう友達を持たないので感覚がいまいちわからないが、現実問題として50歳同士が愛称で呼び合い、キャーキャー絡み合うことを望まないタイプなので違和感ありまくり〜
企画者としては「これマジでやるのー」と引いていたが、
やっと昨日あたりから仕方なく😅台本に向かい合い、、、読み始めると今度は全く身勝手なものだが、役者の立場として振り分けられたものはやるしかないという意識に変わっていく。いいも悪いもない。

もちろんこちらの作品も稽古がないので、後の3人の足を引っ張らず、作家のことを、、、中では作家と1番付き合いが長くてわかっているはずの私が、ちゃんとやらなくてどうする。

今回のラジオ劇、そして朗読劇共に稽古をしないということは演出がない。文字からのみ想像をして自分の役柄を作り上げていくわけだ。
ちゃんとやる、、、とは全神経を集中し、自分の持てる知識を総動員させ想像力をMAXまで上げて作品を理解すること。それを他の役者と本番を通して探り合い、すり合わせ、共に作品を作り上げてリスナーの方に聞いてもらう事だと思う。

相棒の彼女が自分の大切な時間を使い構想し、書き上げたものにはそれなりの敬意を払って然るべきだし。
多分4人のうち、作家以外の2人は私と同じく若めのキャッキャいうセリフに戸惑ったはずだ、だが1人は長年役者をしている。決まったものとしてしっかり役を作ってくるはずだから、私が中途半端にやれば会話が進まないし、迷惑をかける。
何をやっているんだ私は!
率先して取り組まなくてはならないのに!
なんとしてもやってやらなくては!
ひえー気がつくのが遅すぎる。

そんな状態の今を残しておこうと。
書き始めた。

スタエフでも企画物を月に2本くらいしかやらない私がこうして自分のことを書き残すこともレアだと思う。

果たして本番はどうなるのか?
終わったあと、どう思っているのかはまったく分からないが。
                2023.5.18

あーついに本番前日になった。


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