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ケーキの切れない非行少年たち〜だれひとりもとり残さない

走れ!【フリーカウンセラー】
今日は管理者の思い違いで急遽有給になりました。
※12月1日と1月1日をまちがえたよう

コグトレ

こどもの教育や医療界隈ではよく聞かれるようになりました。
わたしも児童思春期デイケア開設で、プログラムを計画するときに知り得ました。
コグトレとは、学力の土台となる「聞く」「見る」「覚える」「推測する」「判断する」などの認知機能を強化する訓練法です。
なんと今日、このコグトレを考案された宮口幸治先生が明石市に来られました!

ケーキの切れない非行少年たち

この本は有名ですよね。
半分はミーハー心で講演会に行ったのですが、お話を聞く毎に目から鱗でした。
なんの支援のない“境界性知能”
いわゆるグレーゾーンのこどもたちがとても困っていること。
それを普通級で学習することで周りとの差が生じること。
そのこどもたちに活かせる、集団でできる支援のひとつにコグトレがあること。
それらを知りました。
そのなかでこころに残った宮口先生のお言葉が、

「余計なことをしないのがいちばんの支援」

なるほど。
大人たちがこどものためを思って、あれやこれや仕掛けますが、それはこどもにしたら“余計なお世話”である。
やろうと思っていたときに「早くやりなさい!」と言われるおせっかい。
ようやくじぶんの想いを伝えることができたと思ったら「でもあなたにも悪いところがあるんじゃない?」とダメだし。
これではこどものやる気は削がれます。
でも今のびしろがあるうちに、能力を高めることも大切なことです。
がんばれないこどもの安心を最優先しながら、生きていく手段を共に探っていく
ことが必要だと感じました。

だれひとりとり残さない

最後にお伝えしたいことがあります。
それは、わたしが感涙したイベントで挨拶をしてくれた明石市長まるちゃんの言葉です。
だれもがじぶんらしい生き方ができる市政を執り行う。
まるちゃんはいつも言ってくれています。
また、市長という重圧があってもいつも“笑顔”できることに心がけてきたとのことです。
じぶん(市長)が笑顔でないとみんな(市民)は笑顔になれないから。
偶然にも今回のイベントのパンフレットの最後に記載されていたこどもの詩が「えがおっていいもんだ」で、それにも泣かされました。
みんなの笑顔が見たいから、うん、わたしも笑顔でいよう。
そんなことが思えた日でした。

あなたは?
あなたは笑顔でいられてますか?
よろしければわたしに教えてくださいね✨

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