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公園で出会った子どもたち

娘が生まれてから公園に行く機会が増えたと同時に、「格差問題」に触れることも増えました。

「日本でこれだけの貧困や格差があるんだよ」と数字だけ見せられてもピンと来なかったけど、
実際にそんな子どもたちと話したり見たり身近で聞いたりするだけで他人事だと思っていた事が他人事じゃなくなりました。

気づいたきっかけの場所は公園。

実家の目の前が大きな公園なので、いろんな家族が毎日行き来しています。

今から10年以上前ぐらいでしょうか…
公園で1人ランドセルを背負ったまま夕方までお家に帰らない女の子がいました。

その子は1ヶ月以上いたと思います。

しかし私は声もかけられず、何もできませんでした。
そして、すごくモヤモヤした気持ちが今でも続いているのです…(10年前なのに)

最近出会った子は
朝から夕方までいるという女の子。
話を聞くと、「お母さんはパチンコ行ってるよ。お母さんはすごいパチンコ好きなんだよー」って言われました。

パチンコ好きなのはもちろん良いですよ。
私も親がやってたし、一緒に行った事もあったし。

でも心がざわついたんですよね。
そして、ここでも「そうなんだ…」しか言えず。

相手は別に何もしてくれなくて良いって思ってるのは分かってるけど気になってしまう。

これは私の性格だからしょうがない。
放っておけない性格は幼少期からの筋金入り。

昔は野良猫と野良犬がそこら辺にいるのは珍しくなかったですよね。

そこで放っておけない私がしたことは、家に連れて帰る。そして親に怒られる(笑)

しかし、親も動物好きだからほぼ飼ってくれたんだけど限界はありますよね。

もう家では飼えない数になってきた…

また野良猫さんをみつけてしまう…

どうしたらよいだろう…

そこで私は、野良猫を抱えて、時にはダンボールを抱えて一軒ずつピンポン押して営業周り。

ひたすら飼ってくれないかとプレゼンしまくっていくんです!

これ、高校生までやってましたよ(笑)

雨の中、風の中、飼い主見つかるまでずっとやってたのです。

だから動物も人も放っておけないし、気になっちゃう!

動物と人を一緒にするなと言う方もいるかもしれないけど、動物も家族だし人と同じように知らん振りはできない。

原点は不登校やいじめられている子に声かけたり遊び行ったりしてた時期なのかな、、、
もう幼少期から始まってたこの性格は今でも変わらずなのです。

相手が嫌そうならもちろん関わらないし近寄らないけど、
公園で会った子も偶然だけど縁あって繋がったわけだし話したいし一緒にみんなでいろんな体験や経験しようよって思っちゃう。

私は救ってあげようとか上からではもちろんなくて、私が1番孤立が怖いと思っているから非営利法人を立ち上げたのです。

私自身いじめられたこともあるし、孤独や孤立を味わって、1人にはなりたくないって思うし
老後たくさんの世代の人と関わって繋がって暮らしたいから居場所をつくりたい。

そしてそこで老いていきたい

こんな風に思ってる、ピアノ講師界隈で変わり者扱いされるピアノの先生です(苦笑)


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