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2022年4月21日

今日のココトバ(ココルームのコトバ)

「さぁ、開き直りしましょうか!」(言った人:事務局長)

今日はココルームが釜ヶ崎のコミュニティハブ「ひと花センター」でコーディネートしている表現プログラムの一つ「書のワークショップ」があった。

通常は一人一人が作品制作に取り組むことが多いが、今日は約一年ぶりに合作に取り組むことに。

まずテーマとなる歌を決める。

先生の提案で春を連想させる歌から選ぼうということになり、「北国の春」がテーマになった。

参加者がそれぞれ担当する箇所の歌詞を練習をして、本番はみんなが一発勝負で歌を仕上げる。

とにかく褒めるスタイルの先生の影響もあって互いの字を貶すような振る舞いは見られず、平均年齢約70歳の参加者たちはさながら駅伝チームのように、お互いを見守り励ましながら出だしの一節から締めのサビまでを書き上げた。

一人一人の字はバラバラで個性的なのだけど、全てが揃ったとき不思議な調和が生まれていたのが感動的だった。

冒頭のコトバは、合作をやりきって清々しい充実感に包まれた事務局長が、ワークショップの振り返りをしようとひと花センターのスタッフと書の先生に向かって言ったもの。

現在、ココルームはピンチに直面しています。ゲストハウスとカフェのふりをして、であいと表現の場を開いてきましたが、活動の経営基盤の宿泊業はほぼキャンセル。カフェのお客さんもぐんと減って95%の減収です。こえとことばとこころの部屋を開きつづけたい。お気持ち、サポートをお願いしています