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2022年6月14日

今日のココ日(ココルーム日記)

こんばんは。いつも真面目な!釜ぷーの教授です。

今日は「狂言」がありました。釜芸のなかでも2013年から続く老舗講座の一つです。

みんなで大きな声を出して、笑い声、泣き声を出したり、お酒を注いだり飲んだり、鳥の真似をしたりと、狂言の基本の演技を習いました。あと、今でいうところの飲み会のコール(「一気、一気♪」)のような唄も謡いました。

恥ずかしながら能と狂言の違いを知らなかったのですが、能は悲しいお話をするのに対して、狂言は”お笑い”なんですって。確かに面白おかしい表現が多く、「はっっーはっはっはっはっー」と大きな声で笑うとき、少し気恥ずかしさを感じてしまいました。

実は、釜ヶ崎芸術大学がヨコハマトリエンナーレ2014に招聘されたとき、狂言が上演されているんですよね。どれもオリジナル創作らしく、youtubeで初めて見たとき、釜ヶ崎のおっちゃんたちの見事な演技と完成度に驚かされました。(Sさんが断酒されていたことを嬉しそうに話している姿が、私はとても好きです)

(ヨコハマトリエンナーレ2014の様子はこちら↓)

https://youtu.be/qANyQKfTj4w

https://youtu.be/GSgI_ZIHeGI

当時の釜芸を直接知っているわけではありませんが、それでもどこかで繋がっているなと感じることがあります。

講師の茂山千之丞先生も、今でもヨコハマトリエンナーレを見たとお声がけされるとおっしゃっていました。

出演されていた方はもうほとんど卒業されて(お亡くなりになって)、今日参加していたかずおさんも2014年のことを思い出して少し寂しそう。

と、書いてたら、涙が~~~~

「へっっーへっへっへっへっ」

今年もまた釜ヶ崎で「狂言」があったことを伝えたいと思います。

(書いた人・教授)

現在、ココルームはピンチに直面しています。ゲストハウスとカフェのふりをして、であいと表現の場を開いてきましたが、活動の経営基盤の宿泊業はほぼキャンセル。カフェのお客さんもぐんと減って95%の減収です。こえとことばとこころの部屋を開きつづけたい。お気持ち、サポートをお願いしています