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2022年2月27日

今日のココ日(ココルーム日記)
今日は東京の新宿で活動されている日本ベジタリアン協会の皆さんによる、ココルームのキッチンを使った「ふれあいベジ食堂」大阪編の3回目。
ココルームではキッチンをどう社会に開いていくのか色々実験中で、その中で縁あって知り合った日本ベジタリアン協会の事務局長さんから、ココルームのキッチンでベジ食堂をやってみたいというオファーをいただいたのが、ふれあいベジ出張食堂のきっかけだった。
ベジ食堂大阪編では通常200円で完全ヴィーガンのお弁当を販売していて、地域の高齢者には半額で、子どもたちには無料で提供する。
そして売り上げはココルームの活動資金に使ってくださいと全てご寄付いただいている。
今回は開催月の2月にちなみバレンタインスペシャルとして、なんと通常価格が100円、高齢の方には50円、子どもには無料というスーパープライスで美味しいヴィーガン唐揚げ弁当が振る舞われた(前回はカレー)。
僕たちココルームのスタッフも分けていただいたが、特製ヴィーガンソースに漬け込まれて揚げられたソイミートの美味しいこと!
水菜にかかったクロレラ入り豆乳マヨネーズドレッシングも最高だった。
あまりの売れ行きに途中で炊いているご飯が間に合わなくなるというハプニングもあったが、無事に食材をほぼ使い切って終了した。
商店街に面したココルームの入り口にテーブルを置いて店頭販売しているメンバーが、お店の奥にいるキッチンチームに外から注文を入れるとき、ココルームの拡声器を使って「お弁当2個お願いします!」とオーダーするのが現場感満載で面白かった。
日本ベジタリアン協会の皆さん、いつも美味しいヴィーガン料理をありがとうございます。
寒い中、採算度外視で道ゆく人たちに元気な声で挨拶をしてお弁当を振る舞う皆さんの姿から元気をもらいました。
でもね、さすがに「タイムセールやりましょうか」って言い出した時には、「これ以上安くするんですかっ?!」ってツッコミ入れちゃいましたよ。
次回は桜が咲く頃でしょうか。
釜ヶ崎で食べられるベジタリアン料理、名物になるかも!
(書いた人:テンギョー)

現在、ココルームはピンチに直面しています。ゲストハウスとカフェのふりをして、であいと表現の場を開いてきましたが、活動の経営基盤の宿泊業はほぼキャンセル。カフェのお客さんもぐんと減って95%の減収です。こえとことばとこころの部屋を開きつづけたい。お気持ち、サポートをお願いしています