【セッション・レポート】潜在意識が「見せない」ことで、魂に伝えたこと
ご来訪いただきありがとうございます。~あなたの心にあかりを灯す~ツインレイ・ヒプノセラピスト&天と地を繋ぐヒーラー、あかりです。
今回のご相談者様は、昨年5月から全く会えなくなってしまった方に心を寄せていました。ものすごい「好き!」と言う感情ではなく、まさにシミジミとしたただ愛おしむ思慕の情。全く会えなくなってしまった、このお二人の関係を過去に遡るために、今回はヒプノセラピー・セッションを受けてくださいました。
「え?わからない」
辿り着いたのは、石畳の街。お天気もよく、よそ風を感じながら街を歩いて行きます。少し歩くと海が見えるような小さな街で、白い壁のお家が全般的に多い…ヨーロッパでしょうか。懐かしい感じもします。窓があまり大きくないお家が、ご相談者様を呼んでいます。入ってきました。部屋の中の様子…とてもよく描けています。写真の男の人も、郵便配達員さんから受け取った手紙に入っていたものも。そして、お家に佇むお祖母さんの安堵した温かい笑みも。
ご相談者様は、この家にお祖母さんと一緒に住んでいる女性。20~30代の髪が茶色く、ワンピースを着ていて、このお家の様々なお手伝いをしていました。
しかし、肝心のお相手に関係のありそうなものだけは、「え?わからない」となってしまうのでした。お家に郵便配達員の男性が、郵便物を届けに来ます。しかし、その男性も今世のお相手ではないようです。この手紙の送り主は?「わからない…」この街では見ない、珍しいお花の絵はどこのお花?どうして送られてきたの?…知りたいと思う部分が何故か霧に包まれてしまいます。
街に出ても、市場を歩いても、教会を覗いても…。何でも事細かに見えるのに、お相手に関する者は「え・・・わからない」となってしまうのでした。
しかし、そのまま元の家に帰ってきたとき、お祖母さんが彼女を心配していました。彼女の帰宅を安堵した表情も垣間見られました。「もう…心配症だな。」女性の吐露が伝わってきました。
セッションで、お相手に過去世で会えることをとても楽しみにしていたご相談者さま。しかし、今回この方の潜在意識がわざわざ「見せない」体験をさせたのは、なぜだったのでしょうか。キーは、このお祖母さんのようです。
このお祖母さんは、だれ?
この方は、今世のご相談者さまのお母様。何年か前に他界されています。実は今回は、ご相談者さまの幼少期、お母様との関係がキーとなりました
「私、もともと自信がないんです」
…どうしてでしょうか。
とても穏やかで温厚なご相談者さま。いつも周囲の方に気を配られることを忘れません。
実はこのご相談者さまは、常にお母様に否定されて育ってきたのです。「だめ!」と常に言われ続け、ご自身を全否定されてきました。お母様は、他人には本当に優しい反面、子ども達にはとことん厳しかったと…。そして過干渉だったようです。それが、潜在意識の旅でも「心配性のお祖母さんで、女性側は少し辟易している状況」として出てきました。
潜在意識が伝えたかったこと
潜在意識は、どうやらまずそこを癒しなさい、そこからお相手との関係へといざないたいのでしょう。癒すものは、彼と別れた悲しみ「会いたい=温かい交流を続けたい」と言う形を見せながら「受け入れてほしい。認めてほしい。私はこのままでいいと受け入れてほしい。」と言う心の哀しみ(インナーチャイルドの傷)が届いたようでした。
つまり、お相手との出会い、そして会えなくなったことでお相手がご相談者様にもたらしたのは、この出会いを通して「ご自身の本質へ戻る=過去の傷を癒し自分を満たすこと」だったのです。
「どうして肝心なところを見せてくれなかったのでしょうか…」ちょっとがっかりされてしまったご相談者さま。しかし、今こそ幼い頃の心をうけとめ、インナーチャイルドを癒して行く時なのですね。
全ては繋がっていた
「母がとにかく厳しくて、やりたいこと(芸術活動)もさせてくれなかったんです」
それをご自身のお子さん達には絶対に叶えさせてやりたい、そうやってお子さんを育てられてきました。以前カード・カウンセリングをさせていただいたときに、このお子さんたちは明らかにこのお母さんをめがけて生まれて来たのを強く感じとりました。
これは、ご自身ができなかったことをお子さんに託すことで、ご自身の中にある傷を少しずつ癒すと言う循環も生んでいました。そう、だからこそ、今回のヒプノセラピー・セッションは次の癒しなのですね。更なるインナーチャイルドの癒し。
確かに今回お相手との過去世は見られなかったのですが、俯瞰するとこの方のインナーチャイルドは少しずつ、でも着実に癒しを進めていると言うことなのです。そう、幼少期からご結婚、出産、そしてお相手との出会い、別れ…全てが繋がっているのですよね。どうぞ、この魂の旅を愛おしく抱きしめていただければと思います。
本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
(セッションのお申し込み等はこちらから)
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