見出し画像

【セッション・レポート】生きるために、生きたんだ。

ご来訪いただきありがとうございます。~あなたの心にあかりを灯す~ツインレイ・ヒプノセラピスト&天と地を繋ぐヒーラー、あかりです。
(こちらはご相談者様のご厚意にて、セッションをレポートとして掲載させていただいています。)

こちらの方は、サイレント期間中にお相手が結婚してしまった方。なぜこの女性と結婚したのか?と周囲の人々も首をかしげるような夫婦生活を強いられているお相手、その間にどんどん覚醒が進んで行ったクライエント様です。
今回は、なぜ彼は安易に結婚を承諾してしまったり、望まない方へと足を歩めてしまうのか…それが過去世に何か影響しているのかを見るために、ヒプノセラピーセッションに臨まれました。

アメリカへ。

ドンヨリした海。汽笛が鳴っています。東ヨーロッパ?第2次世界大戦の前のようです。
どうやらユダヤ人の人々がナチスの迫害を逃れるために、続々と着の身着のまま船に乗り、アメリカを目指しています。お相手はその時代、家族と一緒にアメリカを目指していました。しかし、彼が乗った船は、アメリカの地を踏むことなくヨーロッパに返されます。どうやら、あまりに入植者が多すぎて、アメリカ政府に入港を断られた船に乗っていたようです。そんな中で、少数の者が奇跡的に船から降りられました。その中にいたのが彼です。彼はその後、家族と離れ離れになり、一人ぼっちで英語もわからないまま生きていくことになります。

スパイの女

急に場所が変わり、日本でしょうか、一人の女性が暗躍しています。日本人。おかっぱの髪ですが、なぜか英語を話しています。眼光が鋭く、人目を避けて何か活動をしています。
あとからわかったのですが、この女性こそ、今婚姻関係を続けているお相手の妻でした。彼女は、実はアメリカ側に日本の機密情報などを流すスパイとして活躍していたのです。

その後2人はニューヨークで出会います。その頃には、彼は新聞記者として働くようになっていました。駆け出しの新聞記者、社会の暗闇を暴こうと希望に燃えていました。
しかし、彼は次第にこの女性の監視下に置かれるようになっていきます。
彼の弱みを、彼女が掌握していたのです。(弱みが何かはっきり把握できなかったのですが、彼自身がユダヤ人であることや不正入国のことなどを、彼女は握っていたようです。)
彼は次第に覇気を失い、ただスパイ活動を助長する側へとなり下がって行きます。本来は社会の闇を暴く側だった彼。目はうつろになって行き、政府の不正、歪められた報道に対して、反抗する気力もなくなっていったのでした。

来世へ持ち越したもの

「どうして、何も反抗できなかったのですか」ご相談者さまが彼に質問した時でした。お相手は、「生きるために、生きなければならなかった。僕のルーツ、僕の魂、全てを押し殺して…」お相手はこの過去世で、魂を支配されることを経験しました。ここから抜けていく…それは来世へ持ち越されたと言うことですね。
しかし、今世また「支配される」ことを繰り返そうとしているお相手。突破口は、「自分は何を望んでいるのか」。潜在意識と顕在意識が一致したときです。「~だから、仕方ない」を省いて、ご本人が望む人生を明確にしたとき、その「とき」が動き出します。
彼はまさしく今、そのステージにいるのですよね…とご相談者さま。まだまだ成長物語は続きます。

今回は、ご相談者さまはお相手の心が壊れて行くのを常に見守り続けた花屋の女性でした。彼女も見守るだけで、何もできなかった過去世でした。
「私も心配して見守る以外にできることがあったんですよね、言葉をかけるとか。心配を信頼に変えるとか。今世もそれを問われている気がします」そう言って、何かを俯瞰されまた何か光明を得たように、ZOOMを退出されて行かれました。

本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
(セッションのお申し込み等はこちらから)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?