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そもそも。

私の職業は”ラッピングコーディネーター”です。

贈り物を包んだり
包み方を教えたり、考えたりすることを
生業としています。

私は
ラッピングコーディネーターになりたい!
と思ったことは全く無いのです。

じゃなぜこの仕事をすることになったのかを
書こうとおもいます。

私には4人の子どもがいます。

長男
2歳違いで次男

またまた2歳違いで
3、4と双子の男児に恵まれました。

と軽く書きましたが…
現実はそれはそれは大変で

双子は8か月の超未熟児の
仮死状態で生まれたので

分娩室から
救急車で小児科直行
そのまま入院

その間、4歳と2歳の二人を
保育園に送り出してから

一日何度にも分けて搾乳し
冷凍した母乳を届けに
車で片道1時間かけて通いつつ

同居もしていたことや
主人は夜勤のあるお仕事で

昼夜のお弁当と
家族のご飯や家事を済ませると

2人を保育園に迎えに行き…と
毎日目が回る忙しさでした。

その間
双子は何度も
命の危機を迎えたりしながらも

2か月後
無事退院することができました。

元気に退院した安堵も束の間。

双子が退院してきてからは
忙しいを通り越して

もう毎日の記憶がない…。

どちらにミルクをあげたのか
どちらがうんちしたのか

そんなこともメモをしとかないと
わからなくなる

そして双子は気管支喘息があったので
毎日2回の吸引と

経過観察の病院通い

という感じで
時間や体力も大変でしたが

金銭がもっとシビア!

吸う力が弱かったので
母乳は禁止で搾乳したミルクを飲ませてましたが

搾乳してると
母乳って止まるのも早いんです。

退院して2か月後ぐらいには
もう母乳も出なくなったので

粉ミルクを飲ませなければなりません。

粉ミルクも2人分だから箱買い。

そして精神的にも時間的にも
布おむつなんて使ってられない。

この段階で我が家の紙おむつユーザーは3名…。

保育代、病院代、薬代も合わせると
子どもにかかる出費だけでも(冷汗)

このままでは出費がかさむ一方

子どもは沢山欲しかったのですが
結局、金銭がそれを許さず…(泣)

仕事に出ることができないので
内職を探すことに。

そんな時に
友人が声をかけてくれました。

内職なので収入は微々たるものですが
少しでも家計の助けに!

内職は和紙の見本帳貼りでした。

この時初めて
レースのように繊細で美しい落水和紙を知り

また、地元で作られていることを知ったのでした。







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