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私の本当の部分 弱くなるために強くなる
私の第何章目かが始まった。
何章目かは分からないけど、確実に今までの自分じゃないのが分かる。
それは自分が頑張ったからなのか。誰かのせいなのかはわからないけども、もういい加減先に進まなければいけない。
全て私自身が選んできた結果であって、いつまでもこんなことを言ってる場合ではない。
私はちゃんと進んでいる。そして周りもみんな進んでいる。
進んでいないのは私のある一部だけ。
こんなことをまだ思ってるのかって、これを読んでくれてる人はウンザリするのかもしれないな。
それでも私っていう人間は、ウジウジした部分がある。基本的には物事に執着するのはめんどくさいし、ある程度落ち込んだら後はさっぱりどうでも良くなる。
その位置に来るまで、ちゃんと執着してちゃんと悲しんで ちゃんと落ちる。そしてポジティブ。
なのになんでか、今回はそうもいかない感じで。
私としては戸惑っている次第で。
友達もね。忘れられない人がいるらしくて。その子はもう三年近く想っている。
私には、そんな経験がない。
「忘れていない人」はいるけど「忘れられない人」はいない。
このままだと「忘れられない人」になりそうで、それが正直怖い。
その苦しさはなんとなく分かる。
忘れられないことが怖い。
忘れてしまうのが怖い。
どちらに転んでも、私はただ怖がっている。
代わりの人を見つけても、何かに没頭したとしても、その恐怖に耐えられることが出来るのか。
見ないフリをして生きていけるのだろうか。
そんな恐怖と闘いながらも、私自身はどんどん変容している。
離れている時間が長ければ長いほど、きっと私は成長する。
恐怖と向き合えば向き合うほど、私は弱くなっていき、そして強くなる。
もういい加減「強くなる」のは、女としてどうかと思ったりするけれど、離れることを選んだということは
「私は強くなりたい」と願ったんだと思う。
そしてちゃんと着実に、強くなっている。
まだまだ強くなって、全てを受け入れられるようになって
弱い私を出せるようになりたいと思う。
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