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私の本当の部分 奥からあふれ出るもの

今朝はいつもいつもより寒かった。

先日まで「暑いなあ」と思いながら起きていたのに、今朝は寒くて起きるのが少し億劫だった。

最近寝るのが遅くって、当然朝も遅くなってきて目覚ましが鳴ってもなかなか目が覚めない。

基本的にはロングスリーパーだけど、心身ともに順調な時は早くに眠くなって、早く目が覚める。夜更かしが出来ない。

最近はなかなか寝付くことが出来なかった。特に心配事もなく、寝付けない理由もなかったのだけれど、日付が変わっても眠くならないので、本を読んだりYouTubeなんかを見て、目を疲れさせて寝ていた。

毎日なんだか寝苦しくて、ちょっとイラつくような、布団に入ってもちっとも暖かくならない。

安心して眠ることができていなかった。


ところが数日前からなんだか暖かい。別に布団を変えたわけでもない。

なぜか体の奥からポカポカしたものが湧き出ているよう。

その理由は分からないけれど、私の中でひとつかわったこと。それは「愛する必要が無くなった」ということ。

こういうと寂しいとか悲しいとか、そういう感情にななるようなきがするけれど。別に「愛を無くした」とは思っていない。

現実的には、目の前のものは無くなったし、私の世界から「それ」は消えてしまったけれど、愛するために頑張ったり、何かを我慢することがなくなった。

「楽になった」といえばそんな気もするけれど、そんな感じじゃなくて「ただそれだけ」で良くなった。

ただ私は存在する。どこかでただ彼は存在する。

私はここに在る。そして彼もそこに在る。



以前 私の胸が「バンッ」っと音を立てたことがあった。その音の直後にとても暖かいものが体中に広がった。

その時私には好きな人がいて、その人とは関係が進展することがないのが分かっていて、辛い想いもしたことがあるのだけれど。

好きになれる人が現れたことや、しかも同じ時代で、数歳だけの差、生きてるうちに出会えたことが、本当に奇跡だなあと思った。

同じ太陽の光を浴びているのかと思ったら、突然胸が音を立てた。

優しさや本当の愛情を知ったときに「ハートチャクラ」と言われる胸の辺りにある、エネルギーの出入り口の扉が開く。

それまで私のハートチャクラは閉じていたようで、それが一気に開いたようだった。

その瞬間強い痛みを感じて、運転中だった私はハンドルを離しそうになったけど、その後の何とも言えない「幸福」に包まれたような感覚が、未だに忘れられない。

一気に体中が黄色のポカポカのエネルギーに包まれた。


私の人生は男性から教えられることが多いらしく、私自身が愛情を知らずに生きてきた証拠のような気がするし、若いころに父親を亡くしたことが影響しているのかもしれない。

大人になって気づいたけど、私はファザコンの気がある。私の父はいつも正しくて勇敢で威厳があって、とても怖い存在だった。

そこに頼る母の姿。それが理想の姿だと思っていた。だから私も男性に頼りたいという気持ちがあったんだと思う。

でもそれではいけないと、何人かの男性を通じて教えられていたのかもしれない。


男性に頼り切った女性を見ると、違和感を感じていたけれど。きっとそれは自分もそうしたいけど出来ない歯がゆさ。

女性として自立する覚悟もなく、堂々と男性に甘える勇気もなく、中途半端で可愛らしくない私。


こんな自分を認められるようになったのは、男性の力であり、今気付くことが出来たのは、彼の存在でもある。

そう思うと確実に私にとって必要な人であったことは間違いなく、最近の体の奥から湧いてくる「ポカポカ」は、彼の「優しさ」が伝わってきているのかもしれないと思った。

そんな都合のいいことは無いと思うけど、そう思えることで感謝をしたい。

思い出したら悲しくなるなんて、私は耐えられない。まず二人の間に何が起きても嫌いになるわけもない。

だから忘れることもない。だったら思い出す彼の顔も、思い出してる私の顔も笑顔でいられるようにしていたいと思う。





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