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私の本当の部分 プカプカと浮いているこころ

しばらくの間忙しかった。

余分なことを考えられないくらいにしなければいけないことに追われて、必死な毎日だった。

自分自身が成長するために、あるいは何かを忘れるために。


それでも一日も欠かさず思い出していた。


私は常に「自分」を選ぶ。

何かの為、誰かのための犠牲にはならない。

もし間違って何かの犠牲になろうもんなら、うまくいかなくなった時に誰かを恨むだろう。

自分以外のせいで、自分の人生が歪んでしまうなんて耐えられないし、誰かのせいにするような人生を生きたくはない。


だから自分で自分の道を選んだ。

「こっちへ行くと私はダメになる」そう思って、自分が正しいと思う道を選んだ。

それが間違えていたなんて微塵も思わない。

私は正しい道を選んだ。


こうやって書き続けていて、何も進んでいないような気もする。

しかし少しづつではあるけれど、着実に私は成長している。

一人の人間としても、一人の「女」としても。


もし違う選択をしていたら、きっと私は今ごろ潰れていたと思う。

とっくに目標を見失い、やるべきことを忘れ、これまで積み上げてきたものを全部壊していただろうと思う。


私はあの時「女」を捨てたのだ。

「女」を捨てて「人間」として成長することを選んだ。

だからこそ女としての感情に気付き、女として成長したのだと思う。


自分の感情に一人で向き合うことで、何かを得た。


忘れようとか諦めようとか、そんな単純なものではないこと。

付き合い方の形なんかは、一切考えていないこと。

バラバラの道。

それも考えていないこと。


なんだか自分一人が、遠いところにいるような気がする。

今まで起こったことが、夢のような、本の中の話だったような。

悲しかったことも、辛かったことも、腹立たしかったことも、全て遠い昔のことで、実際には起こっていないことのような気がしてきた。

今私はどこに立っているのか。

全てが私の足元で行われている、小さな出来事なのかもしれないと錯覚している。


だからかな。

今の状態がどうだとか、未来がどうだとか。

全てがどうでもいいことで。


どんな顔でも、どんな声でも、どんな機嫌でも。

何もかもがどうでも良くて。


自分の奥のこころがプカプカと浮いているみたいで。


ただ こころ穏やかに

魂を寄り添わせて

幼い姉弟のように静かに眠りたい。



ただそれだけが

こころの中の水面に浮いてきている。

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