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あがり症の人は背筋を伸ばせ!

ベストセラー作家で精神科医の樺沢先生によると、あがり症の人が一瞬で緊張をとるのに有効なのが「姿勢を正すこと」だそうです。
<参考動画は下記>

そして姿勢を正すことは2つの面からとてもお勧めです。

1)セロトニンの活性化


 姿勢を正す時に主に使うのは抗重力筋(重力に打ち勝つための筋肉)です。セロトニン神経は抗重力筋を使うことで活性化するといわれています。そしてセロトニンはうつや不安障害を癒します。すなわち、姿勢を正すことは緊張をとってあがりを防ぐのにとても効果があるということですね。

2)マインドフルネスを鍛える


 いったん緊張してしまえば姿勢を正すこと背筋を伸ばすことを思い出すことは容易ではありません。自分が緊張していることを客観視できたときにはじめて有効な対策である姿勢を正すことを思い出せます。だから緊張する前、もしくは緊張に意識を乗っ取られてしまう前にマインドフルに姿勢を正しておくことがとても重要です。つまり、姿勢をただすことで緊張をとるだけではなくマインドフルネスを鍛えることができるのです。
 
同じ動画の中で樺沢先生は姿勢を正したのちに周り(の人)を観察することも勧めています。猫背になると自分の観察に向かうのでよけい緊張してしまうというわけです。だから姿勢を正し、背筋を伸ばして周りを観察するとよいとのこと。万が一、自己観察→さらなる緊張のループに入ってしまったときは?いつも私がお勧めしているように自分を実況中継してください。「緊張しているなあ」「ミスったらどうしよう…って考えてる」そう実況中継できれば、客観視の視点に立てますからほっと一息ついていい知恵が湧きます。すなわち、「そうだ!姿勢を正そう」と思い出せるでしょう。
ね。


<まとめ>
姿勢を正すだけで
1)緊張をとり2)マインドフルネスを鍛えることができる

<参考>
樺沢先生の動画
https://youtu.be/NiYfMUF5VLY

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