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みんな悟りへの道にいる

私はそんなに熱心な仏教徒というわけでもありませんが、輪廻転生とか解脱とか悟りとかを比較的真剣に信じています。つまり、いろんなやり残したこととか、まだ足りないことをやり直して完成させるために生まれてきたという考え方です。
 
若いころはこれを無限ループの地獄と考えることもありましたが、今では無限に与えられたリトライのチャンスと考えて取り組んでいます。
 
たとえば「恥をかいたことがあるから」「批判されるのが怖い」などの理由で「人前でしゃべるのが苦手」という人がいたとします。まあ、私なんですけどね (^^;)ゞ。そして私はいつかはその恐れを乗り越えて人前でしゃべれるようになるためにこの人生を生きているんじゃないかなって思うんです。だから人前でしゃべることから逃げてたら次もまたやり直しになっちゃうからこの人生で頑張ろうって思えるんですね。
 
先日、とあるテレビ番組に出演っていう話をいただいて、むかしの思考の癖で「批判されたらどうしよ!怖い!」が出てきましたが、「怖いって感じてるなあ」と客観視しているうちに「怖い」が薄れてきたので引き受けました。(番組が何かはまだ言えません)
 
「怖い!無理だ!」を客観視して手放し、ちょっとずつ自分ができる領域を増やしていくこと、それが小さいけれど「悟り」だと思っているのです。

本日の表題は「みんな悟りの道にいる」としました。私だけではなく、実はみんな悟りへの道にいるんじゃないかって思ってます。「輪廻転生なんてないよ、死んだら終わり!」そういう考え方の人であっても、実はリトライのチャンスが与えられているだろうなと思うんです。そしてそう考えたほうがピンチをチャンスに変え、前向きに進んでいくことができるでしょう。
 
その時、武器になるのがマインドフルネスです。闇雲に恐怖に立ち向かうのではなく、マインドフルネスで恐怖を客観視して緩和し、「無理って思ってたけど、できるかも…」って思えてから取り組むのです。

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