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行動力がない人へ|行動力をブーストさせる方法3選

行動力が無い人へ…

行動力が自然と湧くなんて幻想ですよ。

意欲をわかせるドーパーミンは年齢を重ねていくうちに自然とわくことは少なくなる。基本的に何か行動を起こしたときにドーパミンは分泌される。

そのため、何かしたくなるのを待つという戦略は愚の骨頂である。

脳が非常に疲れているときだけ。休むと脳が健全な働きを取り戻し、ドーパミンやその他の物質が分泌されるときだけ有効かもしれない。

元々脳のドーパミンなどの神経伝達物質の分泌量が少ないという人達もいるだろう。そういう人達は、やる気が出るのを待って何もしないでいると一向にやる気が出ずに人生が詰んでいく。

昔は行動させる強制力が働くことも多かったが、現代では個人の自由意思が尊重させる。これが仇となり何の対処も行動も出来ず体調が悪くなる人が多くなる。生きやすい世の中作りが結果的に困難を生み出しているのだ。

さてと、ここからが本題だ。⇩


行動力の無い人へ
ヤル気をブーストさせる方法3選

  • ほんの少し何かに取り組む

  • 自分をやらなきゃいけない状況に追い込む

  • 休む

ほんの少し何かに取り組む

これはドーパミンの特性を生かした方法だ。ドーパミンは行動をした瞬間から分泌されはじめる。まずは何かにとりかかることが重要なのだ。

例えば勉強なら、机に向かって本を開き1分だけ勉強するだけでもいい。とりあえず行動することが大切だ。勉強をとりかかると、折角だからもう少しだけやろうと思うかもしれない。

何かに取り組むとき一番の障害は取り組んだか取り組まないかの選択をするときだ。このときが最もエネルギーを消費する。先ずは少しでも取り組もう。

行動力

さらにコツがある。

ドーパミンは小さな目標を達成すると分泌される特徴がある。

誰でも経験があるであろう例をあげてみる。

仕事でも学校の宿題でもいい。今日の仕事をやり遂げた。学校の宿題をやり遂げた。このときどんな感覚だろうか?仕事が終わってクタクタ、宿題を終えたばかりで疲れているはずなのに、何か爽快な気分と元気がわいて何をしたくなる。そういう感覚を経験した人は多いのではないか。

これはドーパミンの作用である。何かを達成したことで快楽物質のドーパミンが分泌され、ほんとは疲れているのだが快楽物質のおかげで疲れを感じない。むしろヤル気に溢れる。

こういう現象は日常でよく起こる。家でゴロゴロしていた人が、ちょっと掃除を始めたらやる気になって部屋のなか全体を掃除してしまった。これも一つのことを取り組み達成したらドーパミンが分泌され行動の連鎖に繋がったわけだ。

ドーパミンの特性を理解して行動にいかしていこう。


自分をやらなきゃいけない状況に追い込む

さて次は人や環境の力を借りよう。すべての行動を自分で担うのは大変すぎる。今の時代は色んなサービスが充実している。上手につかっていこう。

人に行動を宣言しよう。
家族や友達、SNSでもいいだろう。誰かに自分がやると決めたことを宣言する。義務感や責任感の強い人は、これだけでも自分を自制して行動することができる。

サービスを受けよう。
何か資格講座をうける。カウンセリングやコーチングを受ける。運動ならトレーナーをつける。スケジュール管理なら秘書をつける。友達と予定を入れる。自分の意思とは関係なくやらなきゃいけない状況にしよう。

ここで大事なのは自分一人では続けることが難しいことをサポートしてもらう。勇気行動を後押ししもらう。さらにやっていて楽しいものを取り組もう。

やらなきゃいけない環境に身を置こう
例えば図書館はみんな静かに本を読んでいる。そこで勉強するとモチベーションが高まり、人の目もあるので、自制する力が強くなる。


休む

頑張りすぎて疲労が蓄積しすぎている人は徹底的に休むことでパフォーマンスの向上に繋がる。普段頑張りすぎる人は、適度に休むことが長い目で見ると効率が良いことを理解した方がいい。

頑張りすぎてケガや病気になってしまったら、それこそ時間をロスしてしまい周りにも迷惑をかけてしまう。


アクティブレスト
少しだけ息抜きがしたい人にはアクティブレストがおススメだ。疲労が蓄積している訳でもないのにゴロゴロして休んでいると体が怠く逆に疲れていまう。アクティブレストとは積極的な休養という意味だ。

適度に体を動かしたり、買い物に出かけたり、温泉やサウナにいったり体を動かし楽しみながら休養をとることだ。体が動くことで体全体の血流も良くなり楽しければストレス発散にもなる。


ドーパミンを働かせるには良い生活習慣は欠かせない。コストパフォーマンスが良いと思うものから紹介していく。


ドーパミンを分泌させる生活習慣3選

  • 太陽の光をあびる

  • カフェインを摂取する

  • 運動する


太陽の光をあびる

どの本をみても健康には太陽の光を浴びた方がいいと書いてある。お金もかからず、効果も高い方法だ。胡散臭いと思わず、とりあえず1日5分からあびるといい。

太陽を浴びることによってセロトニンが分泌させる。このセロトニンは他のドーパミンやノルアドレナリンなど神経伝達物質を調整してくれる。セロトニンはメンタルの主軸を担う物質なのだ。

基本的には太陽を午前中なるべく早い時間に浴びることが望ましい。その理由はセロトニンが、15~16時間後にはメラトニンという物質になり睡眠を誘導するのだ。よく眠れれば脳の疲れがとれる。そして、神経伝達物質が適切に分泌される。一石二鳥だ。

太陽の光

カフェインを摂取する

カフェインは一時的に眠気を飛ばしドーパミンを分泌させる。やる気をブーストさせることができる。ただし飲み過ぎは禁物だ。逆にパフォーマンスを低下させる恐れがある。朝の活動する前に一杯飲むことをおすすめする。カフェインはお茶やコーラなど色んなものに含まれている。

1. カフェインとは
カフェインはコーヒー豆、マテ茶を含む茶葉、カカオ豆、ガラナなどに天然に含まれている食品成分の一つです。カフェインの一日当たりの摂取量と主要摂取源は国や食生活により異なりますが、コーヒーと茶の 2 つが最も突出した摂取源です。また、コーヒーや茶葉から抽出されたカフェイン(抽出物)については、清涼飲料水(コーラ等)などに苦味料等の用途で食品添加物として使用されています(1)。カフェインを多く含む主な食品は以下のとおり、国内で日常、嗜好品として飲まれるコーヒー及び茶類です。また、清涼飲料水の「エナジードリンク」や眠気覚まし用のドリンクは、コーヒー・ココア類、茶類よりも更に多くのカフェインが含まれているものがあります。例えばエナジードリンクなどは、缶や瓶 1 本当たりにすると、コーヒー2 杯分に相当するカフェインの量を含むものもあります(2)。

食品安全委員会

コーヒーの気を付けることは、眠りの質を低下させる恐れがあることだ。睡眠に影響がでるほどにカフェインを摂取することは止めた方がいい。

カフェインと行動をセットにすることをおススメする。例えば筋トレである。コーヒーを飲んでから筋トレを行うことによって気力を底上げしてくれるので馬力を発揮できる。


運動をする

ランナーズハイは快楽物質のエンドルフィンやドーパミンが分泌されている。日頃から適度な運動を取り入れている方が、ドーパミンなどの神経伝達物質などが分泌される。やる気の発生と集中力の持続に効果を発揮する。

おまけに運動は体力や筋力の向上も期待できる。運動の効果は精神面と身体面のどちらにも良い効果をもたらす。さらに代謝が良くして太りづらくしたり、成長ホルモンの分泌で肌つやが良くなることが分かっている。運動を生活に取り入れないのは損である。

私のブログで、神経伝達物質をドバドバ出す方法を紹介している。エンドルフィンの出し方~快楽物質をドバドバ出す方法30選【メンタルヘルスケア】


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