恋だと気づく10秒前
のんびりなゴールデンウイーク(GW)をパートナーと過ごしながら
ふと、付き合う前にご飯を食べに行った記憶がよみがえる。
それは、「私と結婚する前に、どんなGWを過ごしていたか」の話をしたのがきっかけ。
2017年5月GWの最終日にランチをして近くの公園で過ごした。
誕生日を過ぎた頃で、ルームフレグランスをプレゼントされたのを覚えている。やり取りを見ていたらハーブティーも入っていた。
そういうことをする人だと思っていなかったのですごく驚いたし、すごく嬉しかったのを覚えている。
その頃、親しかった人とのトラブルで傷つき、傷つけ、今まで築き上げた関係がぼろぼろの時期であり、自分が変容せざるを得ない時期だった。
彼とのSNSでのやり取りを見返すと連日内面の話を投げかけている。
そして、GW最終日のランチに「ゆっくり話そう」となったわけだが、SNSで話しきっていて、ほとんど話をした記憶がない。
ただ、少し話したことをきっかけに、深く潜ろうとする私のそばにずっといてくれた。頭の中では同じことがぐるぐるしていて、自分の答えが見つかるまで黙って隣にいてくれた。スマホを見ることもなく。
今までそんな存在の人がいなかったから不思議でしょうがなかった。
ただただ寄り添ってくれる人だった。そしてその存在にどれだけ救われたか知れない。
そこから由佐美加子さんの講座に誘われて、内省が加速して、いろいろなものを手放すのですが、ここまでのSNSを読み返してみて、連日、自分の内面を打ち明け、問いをもらって、また内省して、内面を打ち明けの繰り返し。この対話には愛しかない。その頃の私は気づいていないが、改めて読み返すと、「あぁこれは自分を知って欲しい」というメッセージのやり取りだなぁと思った。それと同時に、「彼のことも知りたい」という衝動を隠しきれていない。
全ての痛みや醜さを安心してさらけ出し、受容してもらって励ましてもらって、勇気をもらって。恋だと気づかなかったのは、トラブっていた人にしか目を向けていなかったから。気づきたくなったのもある。進展させてしまうと終わりのある関係になるのが怖かった。でもトラブルとを手放した瞬間、恋だと認めざるを得なかったという感覚。
そして一か月後に自分の気持ちを認め、その気持ちを伝えるわけですが、そのプロセスはまたの機会に。
それにしても、あの時の自分がいたから今の自分があるんだな。
頑張った自分に、そして、ただただそばにいてくれた彼に感謝。
ありがとう。
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