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自己紹介

私は1960年代に生まれたうつサバイバーでアダルトチルドレンです。

ちょっとややこしい、訳あり10人家族の中に生まれ、いろんな秘密をかかえためんどくさい環境で育ちました。

ややこしい人間関係の中で、家族はみな、知らずしらずの間に大きなストレスをかかえていました。

それが爆発しはじめたのは、私が小学生の頃から…

ストレスの爆発は両親の夫婦喧嘩という形で露呈し、父親と母親の激しい夫婦喧嘩は絶えることはなく、果てに父親が家の中のものを破壊して回るというありさまで、私は精神的DVの環境の下で心理的虐待を受けていました。

もちろん、当時は精神的DVなんて言葉はなく、私自身がまったく知りません…

自分自身がカウンセリングやセラピーを受け、自分の問題を解決するプロセスの中で、カウンセラーから教えてもらい知りました。

昭和30年、40年代の当時は、「ちゃぶ台をひっくり返す父とそれを黙って片付ける母」みたいなものは、ドラマの中でも普通に登場するありさまで、世の中には「ちゃぶ台をひっくり返しケンカをする夫婦に問題がある」という認識はまったくなかったと思います。

私たちの世代だと「ちゃぶ台親父」で有名なのは、漫画「巨人の星」に登場する父親が有名ですよね。

どこの家庭でもありうる、といった認識でした~

家庭の中ではそんな両親でしたが、プライドだけは山より高く、夫婦喧嘩が絶えないなどということは、家庭の外へは微塵も出さず、対外的には仮面夫婦を演じていました。(当の本人達は自覚がなかったと思います。)

内と外の顔が全く違う両親の元で育ち、私は無意識的思考の混乱を持ち続けるはめになってしまったのです。

私は、仮面夫婦を演じていた両親について

いったいこの親達は仲がいいのか悪いのか?
親のどの顔が本当なのか?

とても混乱していたと思います。

思考の混乱とは…例えるならば、
●顔が笑っているのに言っていることは怒っている
→→混乱→→「嬉しいの?腹が立ってるの?どっちなの?」

●怒っている様子で攻撃的なのに、好きだと言っている
→→混乱→→「好きな相手には、攻撃で愛情表現するの?」

●これは大切なものだ!と語りながら、破壊する
→→混乱→→「大切なもの=壊すべし???」

といったイメージですね。
心理学的表現をすると私の両親の性格は「自己一致していない」状態の性格だということになります。

このような環境で育ち、無意識的な思考の混乱をしていた私が、世の中でまともに生きてゆくのは容易ではありませんでした。
(もしかすると、まともではなかったのかもしれませんが(苦笑))

私が社会生活に適応するために、心理的努力をしなければならなくて、ちゃんと生きてゆくのに疲れてしまっていました。

そして、あまりの生きづらさから20代なかばで新興宗教にハマってしまいました。

私は宗教に入ってからというもの、20年間という長い期間、真面目で熱心な従順な信者でした。

ところが、熱心過ぎたことと、現実離れした特殊な考えを基盤に活動しているため、頭と心がバラバラになり宗教活動中にうつ病発症。

病院での治療の末、回復し宗教へ別れを告げその後離脱。

宗教から離れて、普通に社会生活を送るようになりました…が、「性格が変わらないとうつは再発する」という事を聴き、その後はうつ再発にビクビクしていました…

でも性格を変える方法などまったくわからなくて、心のどこかで諦めていたように思います。

その一方で、45才で偶然出会った性格改善セラピーにより、自己一致して生きることができるようになり、自分という存在を取り戻し生きづらさから脱出することが出来ました。ほんとに良かった!

このような自分自身の貴重な体験を振り返った時、「同じ悩みをもつ人たちの支援ができれば」という強い気持ちが芽生え、一念発起で大学での心理の勉強と、様々な心のことの学びとトレーニング、そして、カウンセリングやセラピーの経験を積み、現在は性格改善セラピスト・心理カウンセラーとしてお仕事をしています。

そんな私がnote始めます!
どうぞよろしくお願いいたします。

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