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大学で学んだ法学・政治学の知識が私の人生に与える影響とは

私は33歳で大学の法学部政治学科通信教育課程で学び始め、40歳で卒業しました。

仕事はサプライチェーンマネージメントを長年やっております。

時々、どうしてビジネスでも経済学でもなく、法学部政治学科なのですか?と聞かれます。

それは幼いころから、国際政治学に興味を持っていたからです。

広島県で生まれ育った私は、毎年夏ころになると学校で平和学習といって

原爆の悲惨さなどを授業で習っていた記憶があります。

広島、長崎の被害は甚大であり、原爆・核兵器は脅威です。

でも、私が物心ついた時には、平和公園に行かなければ原爆が投下されたことは分からないほど復興していた。

テレビで黒柳徹子さんがユニセフ親善大使としての活動をしているのを見て、

世界各国で政治的経済的背景が全く異なることを理解していなかったまだ幼かった自分は、

世の中には世界で復興に向けて尽力している優秀なスタッフがたくさんいる。

いつか、きっと30年後くらいには貧困もなくなり平和になっているだろう、そうなっていて欲しい、と思った。

とともに、国連について興味を持った。

国連について、そして、どうして広島に原子爆弾が落とされなければならなかったのか、

戦争の背景を詳しく学びたいと思った。

子どもの頃からの興味を満たすために、国際政治学を学ぶために入った大学の政治学科が法学部にあった。

それがどうして私が法学と政治学を学び始めたのかの答えです。


国際政治学の学びについてのエピソードはまたいつか書くとしましょう。


大学を卒業しても国際関係や法学の学びは深めますし、この先、ビジネスも経済も学びたい。

でも、大学で法学を学んだことは、自分のキャリアに最も必要不可欠な学びであったと確信しています。

なぜなら、私は学びの中で、法や政治とは、社会をより良くするために存在するものだと理解できたからです。

私のやりたいサプライチェーンマネージメントとは、

必要な方に必要なものをお届けするのはもちろんのこと、

その過程において、ステークホルダーや社会の人全員がHappyであることだからです。

法学において必要なのは、守らなくてはならない人、社会のために、どの法律を採用するのかを考え、社会の利益を最大化するため(例えば再犯防止や抑止効果、被害者感情への考慮、更生)の方法を考えること。そしてトラブルを未然に防ぐために法を有効に利用する。そこに私は魅力を持ちました。

自分のやりたい全員がHappyなサプライチェーンマネージメントを早いスピード感をもってするためには、様々な方の協力が必要不可欠です。

そのためにはコンプライアンスを遵守すること、トラブルを未然に防ぐこと、そして時と場合によりどう対処するか、改善するか、解決するかを考えるチカラを、養えた、とても大きな財産である今は思います。

私は自分の卒業した大学は自由であり、自主性を尊重する、
筋道を立て、論理的な個人の主張を受け入れる、多様性に寛大な
素晴らしい大学であると思っています。

同じ科目の授業を取っていた学生でも皆考え方はそれぞれ違い、私と全く同じ考え方をする学生はいなかったでしょう。通信課程は社会人経験がある学生が多いので、それぞれ自分の経験や目指すキャリアによって学び、検討、論述します。

皆それぞれ、学んだことを社会で活かしている。

関係のない学問は何一つないと私は考えます。



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