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16年前のヨーロッパ旅行4 最終回 -インターラーケン、リヒテンシュタイン、フランクフルト、ライン川-

10年以上前のヨーロッパ旅行の日記ですが、mixiに書いた旅日記が当時友人たちに好評だったのと、自分の記憶を辿るため、そして記録に残すために、記事にすることにしました。今回は最終回パート4です。この前の記事、パート1、2、3も読んでいただけますと幸いです。

ヨーロッパ旅行日記|coconatsu sunflower|note

スイスのお友達のお家を立った後は電車でインターラーケンへ。
詳しくは覚えていないが、登山列車にのって山に到着。
あまり人は歩いておらず、現地の農家の方に挨拶した以外は人に会った記憶がない。広大な山を見てハイジの世界を思い浮かべた記憶がある。


登山列車


インターラーケン

その日はインターラーケンのユースホステルに泊まった。
お母さんと子供2人の家族と同室になった。家族でYHの旅なんて素敵だな。

次の日はリヒテンシュタインへ。
電車でチューリヒまで戻り、また電車とバスを乗り継ぎVaduzに着いたらまずインフォメーションセンターで宿の予約を。ホテルを紹介してもらったけど当時の私には高かったのでユースホステルを予約した。
博物館を見た後ユースホステルへ。そしてまた市内まで出てお城を見に行った。その日は中華か和食が食べたかったので、中華料理屋さんへ行った。
ウェイトレスさんがとっても親切にしてくれた。次の日にはリヒテンシュタインを立つので、持っていた硬貨をたくさんチップとして渡したらすごく喜んでくれて嬉しかった。ウェイトレスさんといい、バスの運転手さんといい、リヒテンシュタインの方は皆さん親切だった。
そしれリヒテンシュタインのユースホステルは朝食はおいしく、景色の良い場所にあり、トイレもバスルームも広く、この度一番のお気に入りだった。

そしてリヒテンシュタインからバスと電車を乗り継いでフランクフルトへ。
途中チューリヒの駅で電話をかけフランクフルトのホテルを予約する。
二泊した後日本へ帰るのであるが、帰国のフライトが朝だったため、空港近くのホテルを予約した。この旅で初めてのホテル泊である。

ホテルに荷物を置き、数分歩くとライン川があった。しばらく緑の中を歩く。都会の中にリフレッシュする場所があるなんて素晴らしい!
そして土手から上り観光地へ行き、お土産屋さんに入る。お土産を少し購入し、駅内で発見した中華料理屋さんで中華をテイクアウトしホテルへ戻る。ご飯を食べておそらくこの度初めてのお風呂に入る。大きくて体がよく温まった。

翌日、ライン川クルーズに乗るためにリューデスハイムへ。リューデスハイムはぶどう畑が広がり素敵なところだった。その日はあいにくの雨で、寒い中凍えながら写真を撮っていた。少し落ち着いたところでビールを一杯飲んだ。昼間にクルーズ船でビールなんてなんて最高なんでしょう!お城もきれいな景色もたくさん見ることができ、贅沢できました。船を降りフランクフルトに帰りお土産と昨日と同じ中華屋さんで同じものを購入しホテルに帰る。部屋がきれいに掃除されていて感動したのでした。

ライン川クルーズで見たお城

おわりに

16年前の旅を振り返って見ると、当時はスマートフォンを持ってなく、まだインターネットも今ほど普及しておらず、現地で友達へは公衆電話からお家の固定電話に電話したり、宿の予約も公衆電話から電話していたり、Google mapはないので、紙の地図と現地の人を頼りに歩いており、タクシーには乗らなかったけど、全く不足感はなく、とっても充実していて、愛に溢れた幸せな旅でした。

その頃とは反対に、たくさんの物、そして当時と比べたらたくさんのお金を手に入れていたのに、最近なんだかずっと不足している感を感じていました。この記事を書いていて、その理由が分かりました。私は周りの人に対して、そして手に入れてきたものに対しての感謝が足りなかった。たくさんの出会い、経験や、たくさんの手に入れたものを振り返り、自覚することで自分は幸せだなぁと、たくさんの感謝であふれてきました。16年前の旅を振り返ることができて、本当に良かったです。そしてまた旅がしたいなぁ!

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