桜が散る前に

コロナにかかってしまった

風邪が長引くなあとは思っていたらコロナだった

コロナのような症状にかかったことはあったけれど、ちゃんと陽性反応が出て期間が決まって休むのは初めてだったのでアアアァ🥲という感じ

陽性が分かってまっすぐ家に帰ろうとした時、ふと気づいた

来週家を出られる頃にはもう桜がないかもしれない
桜が散ってしまっているのではないかと

それがとても悲しくて、桜の木がある道を通って帰ることにした

コロナ陽性人間だからはよ家に帰らないと、、と自覚しながらも絶対に今年の桜を見ておかなければと思って写真を撮った

決して遠回りしたわけではなく、左右どちらの道を通っても家までは同じ距離なので、それなら桜の木があるほうを通ろうと思った

春夏秋冬の中で春が1番短いんじゃないだろうか

日本の季節は4つ順繰りやってくるのにその長さは全然平等じゃなくて、私が春の立場だったらちょっとだけ怒ってしまいそう

だけど春夏秋冬の中で卒業式や入学式、桜など1番写真を撮られる季節でもあると思う

短いけれどその分濃くて、出会いと別れの節目でもあるから1番思い出してもらえる季節でもあると思う

なんだかんだ春は恵まれていて人との巡り合わせもあって、愛おしい季節だと思えた