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占い専門オンラインマーケット『WORDS(ワーズ)』のお話

私たちcocoloni(ココロニ)は、占いを事業としているザッパラスのグループ会社で、日々まじめに占いに取り組んでお客さまに提供するサービスを運営しています。
今回は、弊社が運営する占い専門オンラインマーケット『WORDS(ワーズ)』に関して、ユニットリーダーの石田英紀さんに話を聞きました。『WORDS』が出来上がったきっかけや、そこにたずさわるスタッフの想いをご紹介してみようと思います。

占い専門オンラインマーケットって?

ー まず、占い専門オンラインマーケットとはどういったことでしょうか?

「メルカリ」さんのようにインターネット上で個人間で取引ができるマーケットって浸透していると思うんですが、それの占いに特化したモノ、と言ったら伝わりますでしょうか。
なので、占いのスキルを活かして相談者さんの悩みを直接鑑定するメニューを提供したり、占いに関する読み物を提供したり、逆に、それらを購入したりすることができるサービスです。

占い師さんの想いや願いに対して道を作りたかった

ー なぜ、『WORDS』をつくろうと思ったんですか?

僕は入社が2013年なのですが、それ以来ずっと占い師さんの営業や窓口としての対応、占い師さんが活躍するためのサポートをさせてもらっていて、そうした中で多くの占い師さんの想いや願いやキャリア形成に関する考えなどを聞いてきました。

その想いや願いに対してなにかの道を作ってあげたいという想いが生まれ、ココロニが運営しているサービスの仕組みに賛同してご参加いただくのではなく、占い師さんご自身がやりたいように、ご自身が得意なものを出品して世に送り出せるような、そういうサービスをやりたいと思い企画しました。
2018年の秋の話で、ちょうど2年前ですね。

ー 2018年は、企業間でも副業を推進するような動きが目立った年に感じるのですが、それも関係していますか?

副業自体は、占い師さん全体の割合で言うと、専業でやられている方より副業でやられている方の方が圧倒的に多いです。

Chapliロバミミなど、ココロニ運営の鑑定サービスでも副業占い師さんが活躍されていますが、占い師さんの、プロの占い師としての第一歩となる場を作ろうという意図もあって『WORDS』を企画しているので、やっぱり第一歩となると、まずは副業的に始めて、そこからご自身がどういう方向に進んでいくのかを見つけてもらうような場でもありたいということで『WORDS』ができあがったので、大きい意味では副業も入ってくるかなと思います。

『WORDS』じゃないネーミング候補があった

ー なぜ、『WORDS』と名付けたんですか?

実は、最初は全然違うネーミングを考えていて…絵を描く「CANVAS」という名前にしたいなと思っていたんです。

それは、占い師さんたちにご自身が占いで表現したいこと、思い通りのことをしてもらいたいなと思っていて、キャンバスってまっさらじゃないですか、そこに好きに絵を描いていくように、占い師さんも始めた時は、まっさらですよね。そのまっさらな所にご自身の好きなことや得意なことで、どんどんキャンバスを埋めていってほしいなということで「CANVAS」にしたいなと思ったんですけど、最初に名前を決めよう!となった時に、もうちょっと使ってくれる人が分かりやすい、伝わりやすいネーミングにしよう!となったんです。

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大きなコンセプトで言えば「CANVAS」でも良かったんですが、占いって、占った結果も大切な要素ですけど、その出た結果を占い師さんが相談者さんにどう伝えるか?という、その言葉も大事な部分だなと思っています。その言葉ひとつで結果の伝わり方が大きく違ってくる。例えば、悪い結果だったとしても、占い師さんの伝える言葉次第で勇気づけられたり、元気づけられたりするじゃないですか。

そういった言葉が占いではとても大事な要素だと思うので、いろんな占い師さんがそれぞれの言葉で相談者さんを励ましたり、元気付けてくれるような、そういった言葉たちがたくさん飛び交い、交わされるサービスになったら良いな…ということで、最終的に『WORDS』となりました。

『WORDS』のテーマカラーやロゴマークへの想い

ー 『WORDS』は、その世界観やデザインにも想いが詰まっていると思うのですが

『WORDS』のメインカラーは、紫です。
占いといえば紫というイメージがあることもあり、あえてその紫を使わないサービスがあったりもしますが、『WORDS』では、それをあえて使っています。

それは、占い=紫という分かりやすさでそうしている訳ではなくて、新しいイメージを伝えたくて、濃い紫から明るい紫というグラデーションで表現しています。今までの占いを否定するのではなく、もともと古くからある占いを大事にしつつ、今だからこそできるような占いも自由にやってもらえる場でもあるので、いろいろな紫を使って、温故知新という事を表現しています。

ー ロゴマークにも込められた想いを感じますが

実は、最初、僕ひとりじゃどうにも考えつかないなぁということで、何人かで集まって合宿をしてコンセプト決めをしたんです。

ロゴマークに関しては、『WORDS』とネーミングしたときに、現在の『WORDS』のディレクション担当者が、占いの「U」とユーザーの「U」を2つ繋げて「W」にする案を出してくれたんです。なので、「W」の下の部分が丸くなっています。
占い師さんとユーザーさんが繋がるという意味をこめています。

あと、小文字での表記も考えていて、でも大文字での表記の方が姓名判断で画数的に良かったので、大文字の『WORDS』にしました(笑)

ー 占いをあつかう会社っぽいですね(笑)

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占い師さんは自由に自己表現できる場所
相談者さんは自分にあった占いを見つけられる場所

ー 『WORDS』では具体的にどんなことができるんでしょうか?

まず、「レター」というメニューがあります。
平たく言うとメール占いです。相談者さんが占い師さんに自分が相談したいことを文章で送っていただいて、それを占い師さんが得意な占術で結果を文字で送り返していただくというのが主な内容です。
どういった相談を受けるか?なんの占術で占うか?何文字で返答するか?といったことは全て占い師さんが決めることができるようになっています。
逆に相談者さんは、自分が相談したいことや、使ってもらいたい占術や、価格など、ご自分の希望に沿った占い師さんやメニューを探して相談することが可能になっています。

レター

次に、「ライブ」というメニューがあります。
オンラインで1対1の対面鑑定が行えるメニューで、ZoomやGoogle meetを利用して顔を向き合わせて相談することができます。
こちらも、占い師さんが提供したいメニューを自由に設定できます。
相談者さんは、相談したい内容や時間を探して申し込むことができ、相談する日時は占い師さんと相談して決めることができます。

ライブ

そして、「コラム」というメニューがあります。
占いに関する読み物を投稿できる機能です。占い師さんが書きたいテーマに沿って自由に書けるようになっていて、価格も有料と無料を選択できます。占い師さんによっては、例えば、一ヶ月の運勢や、季節的な占いに関わることだとか、タロットカードやオラクルカードで出たメッセージを伝えたりと、自分の占いを広く発信できるメニューです。

コラム

占い業界のピンチに急遽リリースした機能

ー 「ライブ」というメニューは、急遽リリースされたものですよね

そうなんです。
まずは「レター」を出し、その次に出す機能もこれというのが決まっていたのですが、1月に『WORDS』をリリースしたそのときに、ちょうど新型コロナウィルスの影響が拡がりはじめ世間が自粛ムードとなる中で、その影響が占い業界にも拡がるようになりました。

占いの館の休業や、リアルでの対面鑑定を行う占い師さんの活動が休止せざるを得ない状況になっていき、直接顔を合わせて占いができない、占いをする機会が減ってしまったという声を多く聞いていたので、急遽、オンライン上で今までと変わらず対面鑑定を行ってもらえるようにと「ライブ」というメニューをリリースするにいたりました。

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『WORDS』から始めてくださった占い師人生を
より広げてもらいたい

ー 『WORDS』リリースから約1年をふり返っていかがですか?

占い師さんのニーズはとても高いと感じていて、実際に登録くださっている占い師さんや、出品数は当初の想定以上で、とてもありがたいです。
占いを提供したいと思っている方や、占い師を始めたいけど何からやっていいか分からないという方もまだまだ沢山いらっしゃって、そういう場所は必要だったんだなと感じているので、それは『WORDS』をやって良かったなと思っています。

今後の課題に思っているのは、せっかく占い師さんが始めてくださった以上は長く続けていただきたくて、始める以上に続けることは難しいと思うので、その続けるということをいかに提供できるか?が次の課題だと考えています。

それは、『WORDS』から始めてくださった占い師人生を、より幅を広げてもらいたいと思っているのと、せっかく占い師さん自身が思い描いたものがあってスタートされていると思うので、そこになるべく近づけるようなものを提供したいと思っていて、『WORDS』リリースから約1年を経てさらに強く思っています。

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これからも言葉を大切にしながら
占い師さんとお客さまによりそっていきたい

ー 今後の『WORDS』の展望は?

占い師さんに知っていただき使っていただくということは、ある程度うまくいっていることなので、次は相談者さんであるお客さまに、より『WORDS』を知っていただき使っていただくことを目指しています。

メール占いで言うと、例えば、チャット占いやアプリのコンテンツに比べると占い結果が分かるのに時間が必要ですが、文字で残せて、じっくり相談でき、「こんなことまで伝えてくれた!」と感じてもらえる良さがあると思うので、そこは大事にしていきたいですし、占い師さんのいろいろな占いや想いに触れられる、読み物としての占いを「レター」として提供し続けたいです。

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そして、コロナ禍やさまざまな事情で外出が難しい、距離や時間の問題がある、そうしたそれぞれの事情があっても顔を向き合って声を交わした鑑定を提供したい・受けたいと思う方に、気軽にご利用いただけるように「ライブ」を提供していきたいと思っています。

お客さまには、世の中には本当にたくさんの占いサービスがあるので、どこで占ったら良いんだろう?誰に相談したら良いだろう?と迷ってしまうと思うので、『WORDS』にくれば自分にピッタリの占い師さん・メニューが見つかる!そう思ってご利用いただけるサービスにしていきたいと思っています。

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今回の話し手

石田英紀(WORDS・ユニットリーダー)
cocoloniに入社して7年。営業企画ユニットにて、これまで1,000人以上の占い師さんと関わり、占い師さんの活躍をアシスト。
現在は、占い専門オンラインマーケット『WORDS』のユニットリーダーを担当。

サービス紹介の第二回は、いかがだったでしょうか?
1人のスタッフが思い描いたことを他のスタッフと一緒にカタチにしていく…その過程や想いが少しでも伝われば幸いです。
いろいろなサービスに関わるスタッフがいますが、その想いはさまざまで、それをカタチににする手段や方法、見せ方もさまざまです。
これからさらに他のサービスもご紹介していきたいと思います!

第一回サービス紹介記事は、こちらからどうぞ!

そして、cocoloniでのお仕事にご興味を持たれた方、ぜひご連絡ください。
お待ちしています!

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