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映画『浜の朝日の嘘つきどもと』に見る いい感じの教師像

地方都市の映画館で観ました  鄙びた映画館で映画を見る味わいにハマってしまった。 この映画素敵です。 映画館で見る映画は半分暗闇の残像現象らしい そして その「残像現象に救われるネクラ」がいる。 確かに。人生も半分は闇で、虚構かも。 ほとんどが自分の作り出したイメージの世界で生きているに違いない。 この映画 実在の福島の映画館の話で、   災害復興とかコロナ禍、家族問題とイジメ、子どもの自殺願望、外国人労働者、高齢化問題、がん死などなど… 今時のモチーフが無理やりではな

    • 魅力的な響き「変幻自在」

      第28号(2021年11月10日) 第27号(2021年11月3日)軽やかに関係づくりをされている五十嵐智美さんからバトンを受け取った末永准子と申します。 私が「プロティアン」を強く意識したのは、キャリコン養成講習の一場面。 「好きなキャリア理論をあげなさい」とお題を与えられて、真っ先にダグラスホール先生のプロティアンキャリアをあげました。理論の細かいところは、全くもって知りませんが、「変幻自在」に直感的にフィットしたことを鮮明に記憶しています。 わたしは新卒すぐ県立高校

      • 「人の為」は「偽」なり?!

        最近ある人から「偽」という漢字は「人の為」と書くと教わった。 確かに… 教員時代 「あなたのために言ってるのよ!」的なお説教をよくやってました。 子どもたちは敏感なので、 「あなたの為といいつつ、そりゃ自分の保身のためだろう」と見抜いていたと思う。 言葉の端からウソっぽい響きが見え隠れする。だから大人は信用ならないって そんな二重拘束(ダブルバインド)が読み取れる子は救いだが、 素直な子は言葉の裏に隠されたいくつものメッセージに苦しむことになる。 そして、だんだん世

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