消化吸収ツアー6【腸から漏れてる!リーキーガット症候群とは?】

こんにちは。あやです。
「消化吸収ツアー」の6回目。

「脳」で、認識した食べ物が、「口」の中で、唾液と混ざり、「胃」で、胃液や胃酸と混ざりながらやって来たのが、

『小腸』

小さい腸、、、と書きますが、ちっとも小さくありません(笑
ここで、消化は最終仕上げとなります。

胃を通り過ぎた食物の真珠のネックレスのように連なっていた分子は、一粒、一粒に切り離されて吸収されていきます。

ここでは、『分解&吸収』がメイン。

アルコールやある程度の水分は、胃ですでに吸収されていますが(お酒が回るのが早いのは、そのせいですよ)腸では、決まった場所から順番に栄養が吸収されていきます。
で、、、小腸といえば、


今話題の『リーキーガット症候群』

健康な小腸の壁は、細胞がギッチリとくっ付いていて、間から何かが入り込むことなどありえません。
そうじゃないと、ばい菌やウイルスだって入れちゃうでしょ。

ところが、いろいろな原因が重なり、細胞が傷つき、隙間が出来ると、厄介なことが起きるんです。
なぜなら、栄養素は、入っていく場所が決まっているからです。

つまり、

そこにたどり着くまでに小さく消化されなければならないってことでもあります。

なのに、

途中で隙間が開いていると、塊のまま、するっと、血液の中へと入ってしまうことになります。
そしたらもう、免疫たちは、ビックリ!!
「何これ?」「侵入者だ!」って、攻撃を仕掛け、排除しようとします。

その上、その物質が、もしも、私たちの体を作っている細胞と似ていたりしたら、間違って、自分の細胞まで一緒に攻撃して、自己免疫疾患を引き起こしたりするとも言われています。

例えば、グルテンは、その代表格です。

それだけではありません。
免疫の攻撃をすり抜けた物たちの中には、なんと、脳を守っているバリアさえも通り抜け、脳にダメージを与えることもあるんです!

オーーー、ノーーー!!!

小腸を健康に保つことって大事ですねぇ。

そしてもう一つ、小腸の問題で最近話題になっているが

『SIBO(小腸細菌 過増殖症候群)』

大腸から細菌たちが漏れ出して、小腸で増殖するのが、SIBOです。
大腸に住んでる細菌と、小腸のそれとは、全く違うんですよね

だから・・・

SIBOになると、消化器系の不調が次々起こります。
リーキーガット症候群も、SIBOも、治療には時間がかかります。

ですので、予防という観点からも普段の生活を整えることはとても大事です。


では、次回は『膵臓』がテーマです。お楽しみに♪
Love...Aya

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