消化吸収ツアー2【消化吸収の大事な4つのポイント】
消化器官は、言ってみれば「水やりパイプ」のようなものです。
滞りなく、畑に必要な水を与えながら、水を流れさせるのがパイプの役目。
水の流れが止まったりしたら、畑の作物は干上がってしまいますよね?
消化器官もまた、食べたものが栄養素を体に与えながら流れ続けさせることが大事なんです。
・ タンパク質 ⇒ アミノ酸
・ 炭水化物 ⇒ グルコース
・ 脂肪 ⇒ 脂肪酸やグリセロール
に、分解され、水分はもちろん、ビタミン、ミネラル、消化に使った酵素も吸収されます。
体中の細胞が、これらを材料として命をつないでいます。
もしも、この流れが止まってしまっても、私たちの体は植物のように、いきなり死んでしまったりはしません。なんとかして足りない分を他の方法で補おうとします。停電の際のバックアップ的な感じですね。
でも、それさえも使い切ってしまったら??
そう、、、体調に不具合が出てきます。
そうならないために、最初に気をつけようと考えるのが「食事」ですよね。
これは、多くの方が気を使うところだと思います。
でも、ちゃんと食べているはずなのに、健康に問題がある、という方もいますよね。
健康な人の場合、食べたものの90%以上が消化吸収されます。
残りは、繊維質などで体の外へ排出されるのが普通です。
ところが、
どんなに食べ物に気をつけたところで、消化器官に問題があると、上手に利用できないんですよね。
大事なのは。。。
1)食べ物が、小さく分解(消化)されること
例えば、消化が上手く行ってない場合、胸焼けや膨満感があったり、未消化物で腸の中が傷ついたりします。
2)腸の壁から、正しく吸収されること
吸収が上手く行かないと、食べ物に対する過敏症、慢性の疲れ、栄養不足になったりします。
3)腸の中が、良い環境であること
腸内の環境が悪いと、悪玉菌たちが増えて、毒素を作り出したりもします。
4)必要のないものは、排出されること
便秘や下痢は、排出に問題があるってこと。肌荒れや頭痛なども、ここに原因があるのかもしれませんよ。
それに、消化システムに問題があると、3~5日で細胞の修復や交換をしている消化器官自体も、栄養不足やエネルギー不足となり、悪循環の始まり、始まり~になります。
消化/吸収/排出 = 健康の土台
少し気を使ってあげたり、耳を傾けてあげるだけで、体は必ず答えてくれますよ。
では、そのヒントを次回から、ご紹介します。
Love...Aya
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