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過去の自分を肯定する

最近、なぜだか過去の出来事をいろいろと思い出す。
年齢のせいなのか。

別に思い出そうとしているわけではなく
何かの拍子にふと過去の出来事が浮かんでくる
重大なことではなく、そんなこともあったなー程度の些細なことや場面
なかには今までに一度も思い出さなかったことが
何十年ぶりに浮かんできたこともあって
なぜ、ここにきてそれらを思い出すのか
自分に何が起きているのか

思い出す内容はあまりよくない、できれば思い出したくない
恥ずかしいような情けないような出来事ばかり
そんな、自分の過去を振り返って再認識したくないのに
今はその時よりも、ずっといいと思いたい
なのに、今の出来てないことが更に悔しくて

開き直って、過去の自分を肯定してみた
それはそれでよかったんだと
そこから、学んだこともある
体験しなければわからなかったこともある
そのときの私はそのときの私なりの最善をつくした

だからワタシ頑張ってた、それでよかったんだと

そしたら、気持ちがラクになった

自分が自分を許してなかった
過去の自分を頭の片隅でずっとひきずってた。
今の私は、過去の私が学んだり失敗したり成功したりした
結果なわけで。
誰かが過去の「そのときなりに頑張ってたワタシ」を
褒めてくれるわけでもないから
自分で自分を認めるしかない

ずっと踏み出せなかったけど
これで一歩前に。


BGM
パブロ・カザルス
バッハ 無伴奏チェロ組曲


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