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土佐清水で非日常な体験を

クリエイティブな人たちは、どういうところに住みたがるのか。リチャード・フロリダ著『クリエイティブ資本論』では、「質の高い快適さや経験、あらゆる多様性に寛容であること。そしてクリエイティブな人間というアイデアを発揮できるチャンスがあること」とし、「クリエイティブな人が集まる都市こそが経済成長をする」と示しています。
 
土佐清水の魅力は、大自然を有しながらもそんな「都市性」をもっているということです。いま、土佐清水には、グッドデザインな場所が次々とオープンしています。手つかずの自然もいいけど、クリエイティブの力でデザインされた場所もインスピレーションを受けるものです。今回は、今いきたい土佐清水のおすすめスポットを3つご紹介します。

①snow peak 土佐清水 Campfield

写真:snow peak

日本で初めて海中国定公園に指定された、竜串海域公園内にあるキャンプフィールドです。すぐ横が海という抜群のロケーション。春夏秋はシュノーケリングやサップ、冬は磯釣りなど、一年を通してマリンレジャーが楽しめます。世界的建築家である隈研吾が手がけた「住箱」に実際に泊まることができ、一流のクリエイティビティに触れることもできます。

②Dot Glamping アシズリテルメ

写真:アシズリテルメ

アシズリテルメは、足摺岬の近くに位置する体験型グランピング施設。目を引くのがドーム型のお部屋。ベッドに寝転ぶと、目の前には雄大な自然による絶景が。全面に広がる自然を邪魔しないようにデザインされています。目の前の太平洋に沈む夕陽、満点の星空、朝陽に照らされた水平線と、普段何気なく見ている空の美しさに思わずハッとしてしまうかも。

③Azzurrissimo(アズリッシモ)

写真:Azzurrissimo

 Azzurrissimo(アズリッシモ)は、海に浮かんでいるかのようにデザインされたイタリアンレストラン。老舗旅館の足摺パシフィックホテルが、滞在型リゾートのザマナヴィレッジ(TheMana Village)として生まれ変わり、そのエリア内に位置しています。太平洋を一望できる最高のロケーションで、地元食材をシンプルに。ここでしか味わえない体験です。

 どれだけインターネットが発達しても、五感が喜ぶ体験はリアルでしか得ることができません。大自然の中で、人が創り出すクリエイティビティに触れる。独創的なアイデアは、五感が満足しているときこそ、ふっと舞い降りてくるもの。そんな体験が人をクリエイティブにさせ、クリエイティブな人たちが集まることで新たな仕事を生み、まちが発展する。 

実際にご紹介したTheMana Villageでは、2022年のホテル、レストランのオープンを皮切りに、2023年にはファームエリア、2024年にはレジデンス(住居)エリアへと拡大することが計画されています。土佐清水の魅力は、手つかずの大自然だけでなく、丁寧にデザインされた「体験」にこそあるのかもしれません。

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