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”おさるのジョージ”に未就学児の知育のヒントを垣間見た話

こんにちは。ココイです!
恐竜視点というテーマを掲げて、
キャリア、子育て、ライフワーク模索など奮闘の日々を
"おおらかにゴキゲンに"楽しむための小ネタを
言語化練習を兼ねて、細々と発信中です。

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今日は、子育て中の全ての人におすすめしたい!
あの、世界一、問題解決能力とコミュニケーション力の高い
おさるのアニメを見ながら
自分なりの未就学児の知育のヒントを探ってみた、という話です。


おさるのジョージ/Curious George

とはいっても、知らない方はいないと思いますが・・・


ジョージは、アメリカの絵本作家レイ夫妻によって1941年に刊行された絵本「Curious George」に登場するキャラクターとして生み出されました。日本ではその絵本が「ひとまねこざる」シリーズとして1954年に出版されて以来、身の周りのあらゆることに対し好奇心をもち、愛らしい騒動や冒険を巻き起こすジョージは、多くの人々に愛されてきました。


2021.2現在、NHK Eテレでも毎週放送されていますし、アマプラ、NETFLIXなど主要な動画サービスで見られますよね。


未就学児の知育って何を大切にすればいいの?


私は現在4歳,2歳の子育て中なのですが
今、身の回りのお世話についての
悩みあれこれはいったんひと段落し、
就学前の知育について、アンテナが高感度になっています。


手始めに、この本を読んで、子育ての軸について整理してみたりも。

ま、健康に幸せに生きてくれれば、それ以上願うことは何もないんですが、
学歴とか収入とかの問題ではなく、
幸せに生きるための賢さも、ある程度は必要かなと。



さて、話は戻りますが
我が家の子供達はおさるのジョージが大好き。毎日のように見ています。
私も一緒に見ていて、ジョージには、
大人になるまでに身につけたい力のヒントが詰まっているなと実感しています。

先ほどのこの本の中で、
”賢さのベースになるもの”という要素が紹介されているのですが
その要点をまとめると、

1. 自立 
”やってみよう”⇒”やってみる”⇒成功という経験で自信をつけること。
”自分でやろう”と思った時に、子供の頭は大いに発達するそうです。

2. 問題解決力
何か問題が起きても、一生懸命考えて解決方法を探そうとすること。何か起きてもきっと解決できるという自信につながる経験をすること。

3. 試行錯誤と作業能力
1回であきらめないこと、いろいろ試行錯誤を繰り返すことができること。手先の器用さや段取りを考える計画性も大事。

4. 視点を変える柔軟性
”ものの見方は1つじゃない””自分と違う立場からは違う風景が見えている”ことを学ぶこと。これは人への接し方や人間関係においても役立つ。


なるほど、まさにこれは、未就学児に必要な非認知能力では!?と、腹落ちしました!
そして、まさにこれってジョージの姿そのものだなと思ったのです。


原作の絵本も素晴らしいのですが、ここではアニメのストーリーの例に沿って、これらの非認知能力を、ジョージがどう高めているかを分析してみました。


ジョージに見習いたい非認知能力

POINT1 【自立】は好奇心からはじまる
”おさるのジョージ”原作の英語タイトルはCurious George 。好奇心・しりたがりやのジョージは、街で、田舎で、友達と、いろんな事件を起こします。

たとえば、街で人気のミックスジュース屋さんに感動したジョージは、自分でつくってみよう!とヘンテコ食材も使いながら?実際に作ってみます。失敗を恐れず、なんでも前向きに自立してやることができる、このさらに基礎には、自分が愛されていて、やればできるのだという自己肯定感があるからこその行動力だなと思います。


これやりたい!これなぁに?と、子供が好奇心を示す事柄については、危険なもの・非倫理的なもの以外は、まずは、自分でやってみな!と後押しすること。
そして、できた!わかった!この繰り返しで、より自己肯定感が上がって良い循環が生まれるんじゃないかな?と思います。


POINT2 まずは自分で、次は周りを頼って、【問題解決】しよう
たとえば、カラオケ大会でしゃっくりが止まらなくなって困ってしまったジョージ。街の大人に聞いてみると、三者三様、色んなしゃっくりの止め方を教えてくれます。お水をキッチンペーパー越しに飲むといいよ!レモン汁を飲むと止まるよ!砂糖を一杯溶かした水が効くよ!・・・そして、なかよしのシェフに手伝ってもらいながら実際に試してみるジョージ。 

どんなに強くてもどんなに賢くても、人は1人では生きていけない。周りに頼りながら、同時に、周りを思いやりながら、いろんな人と関わりながら助け合ったり助けたりしながら生きることが大切だよ、と伝えたいなと思います。


POINT3 勉強につながる学びを【遊び・経験から体得】
       
ジョージの周りには、博物館学芸員のおじさんをはじめ宇宙や生物、農業などに詳しい専門家がいっぱい!これを持ち前の好奇心を持って、実際の話を聞いたり、実験したり、想像の世界で冒険してみたりしながら体験していきます。

数の概念も出てきます。なくなってしまった100の星を集めるために、四苦八苦して10個星のあるリボンを10本集めるストーリーも。


五感で体験したことって、大人も子供も、自分の中に立体的に、実感として強く残ると思うんです。タブレットや本でただ見るのとは違う。
ただ平面的に漢字の”川”という字を知っていることと、”川”というものがどんなものか、流れの速さ、冷たさ、を体感した上で知っているのとは、知識の質が違う、と、とある本にも書いてありました。

ワーママはるさんの言葉を借りると『点を打つ』とも言えますね。
参考:https://sanctuarybooks.jp/webmag/20200325-5444.html
※終盤に子供の教育について記述されている部分があります


POINT4 多様性に触れよう →【視点を変える柔軟性】
さまざまなストーリーの中では、メインキャラクター以外にアメリカ先住民の子、視覚障がいのある人と盲導犬、ベトナム人の家族、などなどいろんなバックグラウンドの登場人物が出てくることも魅力。
なんの偏見もないフラットな頭でそれらの存在を知るジョージは、相手の立場に立って考える大切さ、自分とは違う文化や価値観があることを、驚くほど自然に学んでいきます。

先日、虫育児ワーママかおさんもVoicyでお話されていたこと。たとえば英語教育1つとっても、月数万をかけて英語学童に通わせるのも良いとは思いますが、私は、いつか親子留学などに行って”自分とは違う文化・言語がある”ということを身をもって体感したり、自ら”日本語以外を使ってコミュニケーションをとりたい!”と本人が思ってからでも遅くないと思っています。


★虫育児ワーママかおさんの親子留学体験はこちら

周りが続々と早期英語教育をはじめていて、うちはどうしよう・・・と、もやもやが止まらない中、とても参考になった回でした♡


立役者はやっぱりこの人


このおさるの非認知能力を高め、その基礎となっている自己肯定感を育んでいる張本人は、、、いうまでもなく、一番の親友かつ父親がわりである黄色い帽子のおじさん。

ジョージのいたずらや、毎日起こる事件に、日々苦笑いしながらも決して怒鳴ったり頭ごなしな否定をしたりしない、イライラしない!まず受け入れて、解決策はまずは本人に任せ、さらに困ったことがあれば一緒に考える。誰よりもこのおさるを尊重し大事に見守っている・・・
そんなおじさんに愛されているからこその、ジョージがあるのかなと思います。


あ〜。そんな、宇宙のような心の広さのおおらかな親に私もなりたい!!
いや、世界中の親が思ってますよね(笑)


今回は、"おさるのジョージ"に、子供どころか大人の私でも今から身に付けたい非認知能力を垣間見て、私なりに深掘りしてみたよ!というお話でした。

ここまで読んでくださった方、感謝感謝です♪


おわりに

子育て中のみなさん、日々、お互い本当にお疲れ様です!!!

毎日仕事や家事やいろんなことに追われて余裕が持てず、
理想の子育てや知育を思い描いてはいてもなかなか実践できない。
朝急いでいるからと、子供でもできる支度も親がやってしまう。
すぐ怒鳴ってしまう。
テレビや動画を見せてしまう。
まさに私もそうです。
(ジョージが良コンテンツだからといって、子供に見せながら残り仕事をしてしまう平日夜の私・・・)

黄色い帽子。
毎日はかぶり続けるのは難しいですが、
たまーに、思い出して一緒に実践できればと思います(´エ`*)



それでは、今日もゴキゲンな1日をお過ごしください!

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