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ネガティブは自分を知る大事な感情

ココ育心理コーチ 村田博美です。

コーチングセッションでの話し。
許可をもらったのでシェアさせていただきます。


子どもにいいところ見れる子になってもらいたいから、夜寝る前に
「今日はどんないいことがあったの?」と聞くようにしていた。
でも小学校3年生の長男は「特に何もない」と言って、話をしてくれない。
「お友達と遊んでたじゃない」と息子にいうと
「でもこんな嫌なことをされた」と返ってくる。

どうして息子はネガティブなことばかり考えるんだろう。
子どもには幸せになってもらいたいから、ポジティブ思考でいてほしいのに。

という。


まず
ポジティブとネガティブの定義。

ポジティブは良くてネガティブは悪い。

私たちはそう解釈している。

そもそもここが根本的に違う。

ポジティブでもネガティブでも、それは私たちに備わっているただの感情であって、その感情に良いも悪いもない。

良い悪いがあると思い込んでいる私たちのただの解釈なだけ。


ネガティブなことを考えちゃダメだからと、すぐにポジティヴに切り替えようとする。

すると心に穴が開いた似非ポジティブが出来上がる。


本来ネガティブなことを考えるときは、嫌なことが起こっているから。

私はこれが嫌なんだ〜、こんな風になりたくないのか〜
と自分を知るチャンスです。

そしてそれをじっくり味わったあと、本当はどうなりたいのあ?本当はどうだったら嬉しいの?と本当の望みを知るチャンスなんです。


このやりとりをスルーして、似非ポジティブになってしまうと自分の基準がわからずに、基準を周りに置くようになったり、判断して決めることができなくなるのです。


ママにいくら聞かれても
「嫌なことをされたから今日はいいことはなかった」
と自分の意見を言える息子さんは、自分を大切にしていて素晴らしい、のです。


自分の感情をしっかりと受け入れることができるようになると、心に余裕がうまれ自然にポジティブな思考が流れてくるようになる。

ママがポジティブ思考にならなきゃ!とがんばってコントロールしようとしている限り、子どもはポジティブにはなれなくなる。

ポジティブじゃない自分はダメ
という思い込みを持ってしまうこともリスクの一つだ。


そしてもう一つ大事なこと。

ポジティブ思考でいられるから幸せだ、ということ。

「幸せ」の定義。


私たちは何をしてもしなくても、どんな状況でも、何ができてもできなくても、結果がどうであれ、今ここにいるだけで幸せなんです。

お金がないから不幸で
お金があったら幸せ。

家が狭いから不幸で
広かったら幸せ。

結婚してないから不幸で
結婚したら幸せ。


幸せに条件をつける人がいますが、それは本当ですか?

どんな状況でも自分が幸せだと感じることができれば、それは幸せなんです。

その幸せを感じられる人が、どんどん幸せになっていく。

どんな状態でも幸せを見つけることはできます。
それが心の豊かさ。

自分の存在自体が幸せなんですね。


コーチングセッションで
大事なことを再確認。

ここに気付けるママは気持ちが楽になって
子どもと幸せに向えますね❣️





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