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コミュニケーションのズレ

高校生の娘の話し。


我が家は母屋と中庭を挟んで離れで成り立っている。

昔は夫の両親がいた棟が母屋で、私たちが生活している小さなおうちが離れだったんだけど、最近は私たちが住んでいる小さい方が母屋で、私の実母と子どもたちの部屋がある方が離れのような感じになっている。

お兄ちゃん、お姉ちゃんがそうだったように、高校生になった次女も離れに部屋をもち、自分で管理している。

娘が部屋を使い始めたころは、虫が出るのが嫌だから、お部屋で食べるのは禁止!としていた。


しばらくすると、それもあっけなくひっくり返る。
女子高生が、友達が遊びにきて何も食べないわけがない。

それを踏まえて以前、話し合いをした。

「食べてもいいことにしよう。
でも片付けないと、虫が出てあとで泣くことになるよね…
管理はよろしくね」

そんな約束をしていた。


そして先日娘の誕生日に、お祝いのプレゼントでたくさんの友達から大量のお菓子をもらった。そのお菓子たちはすべて袋に入れ、部屋に持ち込んだ娘。

「ま、そりゃそうだろう」想定内。

2、3日経ったころ、物を取りに娘の隣の部屋に入った。
すると、そこには大量のゴミ袋。
怪しいと思って部屋を開けてみると、食べかけのお菓子の袋やゴミが部屋中に散乱している。

あちゃ〜〜〜〜〜。


そして集合!

1。このままの部屋だとどうなるか?
2。「片付ける」「片付けない」選択は、自分で考えて決めていい。本人を尊重する。
3。どちらを選択してもいいが、片付けない選択をした場合、予想される虫の問題に対してのサポートはしない。
→母はそれが嫌だから、片付ける依頼をした。
4。選択の自由と結果の責任はセットである。

という話をした。

高校生なら、自分で考え決めることができる。
本人の思いと、考えることを尊重する。


まずいのは、何も考えずに流されていること。
自分で考えて決めたのであれば、それがどんな選択でもOK。


その結果どうなったか?

また不意打ちのように部屋をのぞいてみた。

お菓子の袋は口を開けている。ゴミは以前ほどではないが、お菓子が散乱しているのは同じ状態。


再び集合!

「片付けない選択をしたの?
であれば、虫問題は対応しないけど大丈夫?」


本人の答えは…

「片付けている」
だった。

驚き❗️❗️

片付け方がわからないのだ。

これがコミュニケーションのズレ。

「ママがやっているのと同じようにやればいいのよ」
と伝えた。

袋の口は閉じる。
お菓子はあちこちに置かないで、まとめて袋なりカゴなりに入れる。

私もお片付け上手ではにないので、人のことは言えない。
でも虫が来たら嫌なので、その処理だけは必ずする。

すると
「なるほど」
と言って納得した様子。


それから確認はしてきていないが、もう少ししたらのぞきにいこうと思う。


ココ育新聞『MURATA  TIMES』より




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