パワーについて -最大の力を発揮させるトレーニング-
みなさんこんにちは！東舘です。
今回もトレーニングのこだわりについてお話です。
続けて説明してきているので、なんとなくトレーニングに興味を持ったり
身体を動かしたくてうずうずしている人がいてくれたら嬉しいです！
それでは今回は、パワーについて説明いたします。
パワーとは
力×速度で表すものになります。
力とパワーを混同して考えてしまいがちですがその内容は別物です。
力→物体の状態を変化させる能力
（変形させたり、動くスピードを早くさせたり留まらせたり）
パワー→単位時間あたりの仕事量
（短い時間で大きな仕事ができることです）
例、Aさん50kgの重りを1秒かけて持ち上げる人と、Bさん50kgの重りを5秒かけてあげる人では
力は同じですが、パワーはAさんの方が大きいと言えます。
こういった力をつけていくことが、瞬時の中で効率よく力をの発揮を求められるスポーツ競技の中では必須の能力になりますね。
また、一般の方でも効率よく大きな力を発揮できるということは、それよりも小さな力を発揮する日常生活レベルでは余裕が生まれ、疲れにくい体に変えていくことができます。
なので、アスリートにも必須ですが全ての人に必要なトレーニングだと考えます。
パワーのトレーニングには力だけではなく、素早い動作も必要になります。
最大筋力の30%程度がパワーを向上させるトレーニングに向いていると言われていますので
ベンチプレスがマックス100kgの人は、30kg程度の重さ設定が良いということになります。
またトレーニングのモデルとして”プライオメトリクス”というものがあります。
■プライオメトリクス
素早い伸ばされる動きの直後に筋肉を収縮させること
ストレッチショートニングサイクル（SSC）とも呼ばれます。
■ストレッチショートニングサイクル（SSC）（大前提として、全ての事象が必ず起きるわけではないし、長かったり短かったりもする。）上記のものを複合したもの３つの局面に分けられる
１：伸張性局面 主働筋の伸張
筋紡錘が刺激され、予備負荷がかかる；プレローディング
２：償却局面（最も重要）
伸張と短縮の間 この時間は短ければ短い方が良い
３：短縮性局面 主動筋の短縮
直列弾性要素からエネルギーが放出される。
このように、分解してトレーニングを組み立ていき
みなさまの体がどんどん動作に慣れていくよう行っていきます。
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