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「焼肉きんぐ」が勝ち組になれた理由〜ニュース解説〜

こんにちは

皆さんは焼肉は普段どこで食べていますか?

コロナでキャンプが流行ったので、外でバーバキューをする人なども多いでしょうが、簡単に気軽に食べることを考えたらやっぱりお店で食べるのが一番ですよね。

今回は今焼肉チェーン店の中でも、売上や店舗数を大きく伸ばしている
「焼肉きんぐ」の成長の秘密を解説していきます。

1.焼肉きんぐとは?
→まずは、焼肉きんぐがどのような会社なのかを簡単に解説します。

設立:2007年3月
運営元:株式会社物語コーポレーション
本社:愛知県豊橋市
国内出店数:300店舗

今年で16年目になるブランドですが、今年の3月で300店舗の大台を突破しました。
店舗数は600店舗を保有する「牛角」が最多になりますが、近年の勢いは焼肉きんぐが上回っています。

では、焼肉きんぐはなぜ著しい成長を見せているのでしょうか。

2.焼肉きんぐが売れる理由
→焼肉きんぐが売上を伸ばした理由は2つに分けられます。

①圧倒的なファミリー層へのウケの良さ
→まず、料金帯は基本的に3000円〜4000円になります。
安いとも高いとも言い切れない値段なのですが、一つコースを頼めばデザートまで含めてほとんどのメニューを網羅することができます。
そのおかげで、焼肉屋あるあるの、支払いをしてみたら意外と高かったという現象が起きないのです。

また、食べ放題の焼肉屋は基本的に客が食材を取りに行くことがほとんどです。
しかし、焼肉キングではテーブルオーダー制を取り入れてます。
テーブルオーダー制にすることで、ファミリー層だったらお母さんの役目になりがちな、食材運びの手間が省けます。

②大衆店でありながら兼ね備えた専門性
→大衆向けの飲食店であれば、いかに一般の客に受け入れられるかを考えることがほとんどだと思います。

しかし焼肉きんぐでは、「焼肉の専門店」ということにも強いこだわりを持っています。
そのため焼肉店で客が食べたいと思うものはほぼ全て取り揃えており、
その上で地域ごとに特別メニューを用意しており、そのメニューもエリアごとの感触を確かめるため、入れ替えも定期的に行っています。

そのような地道な取り組みが実を結び、焼肉激戦区の関西でも客が着き始め、売上の増加につながっているのです。

今回は焼肉きんぐの成長の要因を解説していきました。

成長中とはいえ、コロナ禍や原材料の高騰などの成長を阻む外部要因もあるため、完全に順風満帆というわけではないのです。

ですが、今後はそのような逆境を跳ね除けて、またどんな成長を見せてくれるか楽しみですね。

皆さんにとって今回の話が少しでも有益なものになれば幸いです

ではまた

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