動画編集スクール「デジハク」で6ヶ月間学んだリアルな話
こんにちは。
先日、6ヶ月学んだ動画編集スクール「デジハク」の卒業面談を終えました。
卒業といっても、正確には専属講師によるマンツーマンサポートとLINEでの質問対応サポートがなくなるというのみ。
カリキュラム動画は引き続き視聴可能で、セミナーなどのコミュニティイベントも参加可能です。
よって、「卒業」というお別れ感は少ないのですが、一区切りついたところなので、6ヶ月過ごしたリアルな話をさせていただきます。
動画編集スクール「デジハク」とは
デジハクは、
未経験から最短で、動画編集を仕事に
を掲げる、動画編集を学ぶためのスクールです。
受講生の9割以上が、動画編集経験ゼロからのスタートだそうです。
実際、カリキュラムはPC操作が不慣れな人でもついていけるよう、とてもやさしい説明から始まり、徐々にステップアップできるよう工夫されています。
デジハクで得たもの・こと
デジハク受講期間中の過ごし方
デジハクのカリキュラムは、初級編、中級編、上級編、実践編の4つのカテゴリーがあります。(2023年12月現在)
全てオンラインで何度でも視聴できるスタイルで、好きな講座から自由に受講することができます。
専属の講師がマンツーマンでサポートしてくれ、受講生の志向性に合わせて受講スケジュールを引いてくれるので、迷子になることもないですし、先に進めたければどんどん進められる、といった感じです。
初級編を終えれば動画編集者としての案件を受けられるレベルになるので、その後は案件を受けながら並行して受講を進めていました。
私は初級編を2ヶ月で終えて、中級編と上級編は興味のあるものだけいくつか受講したところで6ヶ月に。
受講スピードは、遅くも早くもないところではないかと思っていますが、受講生それぞれの目指すものは異なるので、人と比べてどう、というのはあまり気にしていません。
初級編カリキュラムでは、YouTubeの王道ジャンルである、ビジネス系チャンネル、コスメ紹介系チャンネル、都市伝説系チャンネル、切り抜き系チャンネル、ショート動画があります。(2023年12月現在)
カットや素材収集から、テロップ入れやアニメーション作成など、動画編集の一連作業が色んなジャンルで学べるので、動画編集者として仕事を受ける第一歩が踏み出しやすいよう設計されています。
講師面談は月に1回が目安ですが、希望すれば何度でも面談は可能で、細かいことからぼんやりしたことまで、なんでも相談に乗ってくれました。
面談後はすぐに議事メモを送ってくれ、面談時に相談したことに関する参考資料のリンクなどもつけてくれたり、正直、至れり尽くせりといった感覚でした。
私の担当講師の方は20代の若い女性の先生で、いつも笑顔で優しく話しやすく、それでいて社会人としてとてもしっかりとしていて、かつ動画編集だけでなくYouTube運営、TikTok運営、撮影などにも強みのある方。
毎回の面談では自分の知らない世界の話をたくさん聞けて、ドキドキワクワクする楽しい時間でした。
(卒業に伴い、担当の先生と定期的にお話しできなくなってしまったことが一番悲しい)
デジハクに通ったことでできるようになったこと
ざっくりまとめると以下の2点です。
動画編集者として仕事が受けられるレベルの編集スキルが身についた
個人の動画編集者として仕事を獲得する方法が身についた
YouTubeチャンネルの動画編集レベルのスキルは、ガチの未経験でも2〜3ヶ月あれば身につけられるカリキュラムになっています。
私も全くの未経験からのスタートでした。
また、動画編集スキルだけではなく、
ポートフォリオの作成や、案件(YouTuberさんや企業から募集されているもの)への応募文の書き方など、動画編集者として仕事を獲得する方法を丁寧にサポートしてくれます。
私は会社員として働いた経験しかなかったので、個人で仕事を取る方法なんて全くの未知の領域。
案件応募をし始めた時は、「デジハクで案件が取れない最初の1人になったらどうしよう」なんて不安をひそかに持っていましたが、カリキュラムで作成したポートフォリオのおかげですんなり案件を受注することができました。
デジハク受講期間中に受注した案件のこと
初めての案件は、クラウドワークスで受注しました。
初級編カリキュラムを応用したようなレベル感の動画制作で、完成尺10分程度で5000円の報酬です。
クラウドワークスで募集される動画編集案件は低単価なものも多く(1本30円といったものまで見かけます)、実績ゼロの編集者が受注できる案件としては1000円くらいが相場と聞いていたので、いい案件を受注できてラッキーだったのかもしれません。
YouTubeチャンネルリニューアルのためのサンプル動画制作だったので単発のお仕事でしたが、お名前をちょいちょい見かける方ご本人の素材が送られてきて、ソワソワしながら編集させていただきました。
その後は、リアル友人の美容師チャンネルや、クラウドワークスで受注した切り抜きチャンネルの動画編集を経て、ちょっとレベルアップする転機が訪れます。
元々はクラウドワークスで募集されていた案件に応募したところから始まったのですが、やりとりをしているうちに依頼の範囲を増やしていただき、After Effectsを用いたアニメーションを入れたインタビュー動画の編集を受注しました。
(これまたプロの音楽家の方へのインタビュー動画で、みんな見ている映画やアニメの作中で使われるBGMでも演奏されている方の素材が送られてきて、またもソワソワしながら編集することになります)
シリーズものでインタビュー動画は2本制作させていただき、現在はプロモーション用のドキュメンタリー動画制作に取り掛かっています。
受注単価も初案件のときより数倍に増え、実績とスキルアップが収入に直接結びつく面白さを感じました。
デジハク内コンテスト D-1グランプリ🏆
デジハクのコミュニティでは、デジハクの受講生・卒業生限定のコンテストが定期的に開催されています。
毎回テーマが変わり、自由な発想で創作できるいい機会。
上位3位までの作品はコミュニティ内で公開されるのでとても刺激になります。
また、入賞する・しないに関わらず、制作したものはポートフォリオに掲載できるので、そういった意味でも参加する意義は大きいと感じています。
私は第9回D-1グランプリで、2位の優秀賞🥈をいただくことができました。
テーマは、「デジハクを紹介するInstagram広告(30秒)」。
締切の2日前に取り掛かり始め、2日間すごい集中力で構成から考えてAfter Effectsでアニメーションを作成。
まだまだブラッシュアップの余地は山ほどありますが、一から考えた動画を作りあげられたこと、そしてそれが入賞できたことは、大きな自信につながりました。
詳しくはこちらのnoteに書いてます。
デジハクのコミュニティイベント・セミナー
Discordで運営されているデジハクの受講生・卒業生限定のコミュニティがあります。
週に数回はなんらかのイベントやセミナーが開催されていて、毎回数十人〜200人程度が参加している印象です。
講師陣によるVCもあれば、外部講師を招聘したセミナーや、受講生企画のイベントもあり、いつも賑わっています。
私は子育ての都合上、イベントが開催される時間帯にPCに向かえないことが多いので、残念ながらほぼリアルタイムでの参加はできていませんが、外部講師によるセミナーはアーカイブを後から視聴できるので助かっています。
デジハクに通った感想まとめ
一言でいうと、いいスクールです!
講師は動画クリエイターとしての先輩で頼れる存在かつ優しく、カリキュラムはわかりやすく丁寧で、受講生も温かくてコミュニケーションしやすい方達ばかりです。
会社を退職して専業主婦になったばかりの頃に通い始めましたが、「高いお金をスクールに払って大丈夫かしら」なんて不安ももちろんあったものの、受講料の回収は難しくないと今は感じています。
ただし、デジハクは、映像クリエイターとしてのスキルを高めるというよりは、動画編集者として仕事を獲得できる状態にする、といったところに注力していると私は思っています。
映像制作スキルを高めるなら、カリキュラム外でも自己研鑽することも必要と思います。
デジハク公式Twitter(X)でも紹介していただきました!
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