何気ないしぐさが語ること
行動心理学は私のテリトリー。
あなたやあなたの身近なひとが無意識でするしぐさ。
そんな中にも心理が働いているのです。
興味深いですね。
少しだけ覗いてみましょうか?
★話している時に、何度となく鼻を触る人?
鼻を触る仕草は行動心理学では、
嘘をついている時に多いと言われています。
表情から嘘がバレる可能性があるため、
顔を隠したい心理が働いているのでしょう。
ただ、顔全体を覆ってしまうのは
不自然に思われるため、中心にある鼻だけでも隠そうと、
つい鼻に手が伸びてしまっているそうです。
相手が会話中にたびたび鼻を触るようであれば、
嘘をついている可能性が高いのでは?
★耳を触る人は?
耳を触る人は不満があり、
耳をふさぎたい心理の表れだと言われます。
相手の話しを夢中になって聞いている時には、
耳を触る余裕はないはず。
耳を無意識に触りながら話しを聞いているのは、
今している話をやめてほしいと思っているのかも。
他のことに興味が湧いて別のことを考えているため、
相手の話に不満を感じているのでは?
★しきりに、唇を舐める人。
人は緊張すると交感神経が活発になり、
唾液の分泌が少なくなります。
そのため口が乾き、唇を舐めて潤そうとするのです。
また、唇を舐める動作には、
不安を和らげる効果もあると言われています。
大事なプレゼンの前などに唇を舐めてしまっている人は、
プレッシャーを感じているのでしょう。
★唇を噛む人は?
唇を噛む仕草は、口から言葉が出るのを
物理的に抑える動作と言われています。
人は意見を言いたいけど言えない、
泣きたいけど涙を流せないなど、
感情を我慢する時に唇を噛む傾向がありますよ。
自分の意見や感情を押し殺し、
我慢しなければいけないという思いから、
唇を噛んで感情をひたすら隠しているのです。
★珍しいしぐさ?眉毛を触る人
行動心理学では、眉毛は目や口と同様に
喜怒哀楽が出やすいパーツと言われています。
このことからも、眉毛を触って隠くす仕草は、
本心を探られたくない深層心理の表れと言えるでしょう。
あなたが話しをしている最中にも関わらず、
相手がたびたび眉毛を触るようなら、
何かを隠そうとしている可能性がある?
★ 瞬きが多い人
人間は緊張している時に、
他の人から目を見られることに、抵抗を感じるものです。
そのため、緊張した状態を少しでもごまかそうとして、
無意識のうちに目を閉じる回数が増えるのです。
例えば、面接のような自分をアピールする場面では、
良い自分を見せたいと思って緊張するため、
自ずと瞬きが増えてしまう動作が見られます。
★うつむきがちの視線を落とすしぐさ
行動心理学では自信の表れが、
目線に出ると言われています。
「目は口ほどにものをいう」という
ことわざにもある通り、視線はわかりやすいものです。
もし、身近な人の目線が下を向いていたら、
それは自信がない証拠です。
反対に顔を見せれるくらい目線が上を向いていたら、
自信に満ちている状態と思ってください。
★よく見ると、瞳孔が開いているのは?
瞳孔が開いているのは相手を面白いと思っており、
興味を持っている気持ちが表れています。
そのため、興味がある相手には瞳孔が拡大し、
興味のない相手には瞳孔が縮小されるため、
恋愛における脈あり、脈なしを見抜く時にも効果的。
気になる異性の瞳孔が開いているなら、
あなたに興味や好意を持ってくれている
わかりやすい証拠だと言えますね。
★視線を右上に向けて話す事
人と話す時に左上を向くのは
過去の記憶を思い出すためで、
反対に右上を向くのは
思考するために見るものだと言われています。
右上に向く動作は、
想像力を司る右脳が働いていることを意味し、
相手がイマジネーションを働かせているサイン。
あなたの質問に対して、相手が右上を向いて話したら、
話を盛るなどの嘘をついている、または話を作っている可能性があります。
★目をぎゅっと固く閉じる
目をぎゅっと閉じてしまうのは、
深層心理的に拒絶反応を示していて、情報を入れたくないと思っている証拠。
自分の意見に自信がないため萎縮してしまい、
目をぎゅっと閉じることで相手の話しを
シャットアウトしているのです。
もし、身近な人がこの仕草をしたら、
この場から離れたいという意思表示でもありますので、
一旦距離を取ったり聞き流してあげたりするのが
ベストでしょう。
いかがでしたか? 今回は首から上の動作だけを対象。
何気ない会話中の動作でも、これだけ心の中を
読み取ることができるのです。
確定だとは思いませんが、可能性は秘めています。
気になる事だけ参考にしてみてください。
次回は、体の部分的な心理を探ってみましょう。
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