ストーリーを語る

最近お気に入りの
YouTube。はびりす発達Q&A。

度々、「ストーリー」という言葉が出てきます。
ストーリーを思い描く、子どもはストーリーが好き、ストーリーで考える、etc…。

点で見て、その切り取った場面だけで分析したりあれこれ思い悩んだりするのではなく、ストーリーの中で見るということ。

私は頭の中はストーリーだらけですが、表出が苦手で、特に過程を見られたくないという鶴の恩返しの鶴みたいな人なんで、全然ストーリーで語って来なかったなー、と思います。

今日は、音楽の研究会で、指導案の検討をしました。
2年生の題材で、カボチャを抜こうとしても抜けなくて、どんどん人数が増えていくという歌でした。
それに合わせて楽器を鳴らすのですが、1人づつ増えていきます。
どんどん増えて音も大きくなります。
楽器の組み合わせ(順序とか)や音色の重なりの学習です。
すごく真面目に検討して意見を言い合ったりしてました。

そのメンバーに、元同僚で音楽専科をしていた他校の先生がいました。
私より10歳くらい上ですが、面白いことが大好きで、支援の姿勢とかも似てて、当時、仲良く楽しく過ごしてました。

その方が、研修会の後、
「私なら、あの展開はしないな。カボチャが抜けないんでしょ?2年生でしょ?『よいしょ、よいしょ、抜けないなー。』とか、『重いよー!重そうにやってみよう!』とかしばらく遊ぶな。
そしたら自然に、仲間を呼んでこよう!ってなって、クレッシェンドになると思うな。」

と、とっても楽しそうに話しかけてきました。

まさしくストーリーだ!
と、思いました。

つい、まじめーな形式の指導案を目の前にすると固くなっちゃうし、先生方(私も含めて)真面目すぎるけど、もっともっと遊び心とストーリーだな、と思ったし、
その先生が相変わらず素敵だと思いました。

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