ピル治療を受けて1クール目がほぼ終わる話(フリウェルULD)
※女性の生理についての話となります。苦手な方はここで回れ右して下さい
こんにちは、COCOA-MUのアカネです。気が付けば4月も10日となりましたが、お陰様で前回から体調はかなり回復したどころか、ビックリするほど変化しています。
タイトルの通りピル治療の影響がかなり大きく、個人差の大きいピル治療の体験談は多いに越したことはないかなと思い、前回に引き続く形で今回は1クール目がほぼ終わるピル治療についてお話していきたいと思います。
どんなピルを選んだの?~とにかく副作用が出にくい方を選びました
まずは現在飲んでいるピルの種類のお話から。
超低用量ピルの「フリウェルULD」です。「ルナベル」のジェネリックになります。
症状を医師に話して、選択肢として
「休薬までの周期は短く効果が弱い場合もあるけれど、副作用が出にくいルナベル」(超低用量ピル)
「休薬までの周期が長く痛みに効果があるけれど、ルナベルよりは副作用が強めのジェノゲスト」(ホルモン剤)
を提示されました。
私は不安障害の中に嘔吐恐怖があるので(それがこれまでピル治療に踏み切れなかった原因でもあります)問答無用でルナベルを選択しました。
薬価も安く(私の場合は1シート800~900円です)、経済的な負担も軽いこともあります。
医師にも薬剤師さんにもウザイくらい副作用の話を聞きまくり、副作用が出た場合のお薬セット(吐き気止めや痛み止め)と一緒に「フリウェルULD」を受け取り、ピルが飲み始められるギリギリの生理5日目だったので、その日からピル治療がスタートしました。
ピル一週目~少し寒気がするけどそうかな…?くらい
飲み始めた生理の後半で眠たくなりやすいこともあり、一週目は休む方に比重を置いて過ごしました。
ところが待てど暮らせど噂に聞くピルの副作用らしいものは出ませんでした。
少し変わったといえば寒気が心持ち出たかなぁという感じでした。
ほぼほぼゆったり椅子に座って穏やかに過ごしていた週でもありましたが、「ピル飲んでいても副作用はあまり出なかった」ということにホッとした一週目でした。
ピル二週目~少しずつ元気も出てきて少しずつ活動も
二週目に入ると、気持ち的にも「副作用はほぼ出ないんだなぁ」という気持ちになり、それと共に体調も気持ちも上向きになってきました。
寝てばっかりだった1クール目より活動的になり、少しずつですが羊毛作品を作ったりもしていました。
勿論まだまだお休み重視と思っていたので、眠い時は寝たりしていましたが、明らかに一週目よりも動けるようになっていました。
寒気もお風呂に入る時間を夕方から夜に戻してみたところ、そこまで強くは感じなくなりました。
ピル三週目~本来ならPMSが来る時期にほぼ何も起こらない
いよいよピルの三週目。通常だと生理10日前で、PMSによる腹痛が起こる時期になりました。
さて一番大事なその時期がどうだったかというと、1~2日ほどお腹がモヤっとした感じはありましたが痛むというほどではなく、気づけばそのままま三週目が終了していました。
……今までの痛みは……何だったんだろうか……_(:3 」∠)_
これに関しては先日の診察の際に医師が「前回の相談の時点でピルの検討すればよかったね、とてもしんどかったでしょう。薬が合ってそうでよかったね」と私以上に弾んだ声で喜んでくれました…(笑)
確かにピルは合う合わないにはかなりの個人差があり、私も正直ピルジプシーになる覚悟はしていたんですが、一つ目のお薬でここまで楽になるとは思いませんでした。
こうして先月まで辛かったPMSの週は穏やかに過ぎていきました。
現在は休薬期(四週目)~どこまで出血してどこで終わるのかな?
一昨日の金曜から一週間の休薬期に入りました。
休薬期の二日目(土曜)から少し出血が始まり、今日は通常の生理だと1日目くらいかなぁ?くらいの出血があります。軽く腹痛があったので痛み止めは飲みました(飲むか飲まないかギリギリぐらいのラインです)
もし今の出血量のMAXなのだとしたら、ビックリの減量です。
私の生理の経血量、特に2~3日目はかなり多く、夜用ナプキンを昼間に何回も取り換えるほどの量です。
私の子宮筋腫は経血量を増やす嫌な位置にあるのと以前聞きました(一回切除する前は夜用ナプキン1時間に1枚取り換えてました)
それがこの少なさでいいの…?というくらいの減り。
消退出血の日数は今回体験してみないとまだ分かりませんが、あと2~3日くらい、同じくらいの出血量で終わってくれるなら滅茶苦茶楽過ぎる…!と感動ものです。
PMSの緩和を主目的としてピルを飲み始めましたが、鉄欠乏性貧血もある私としては、生理の方も軽くなってくれれば貧血改善にもなってありがたいなぁと思いました。
気を付けよう副作用~間食を止めてご褒美の日を
ピルの副作用として一番気を付けなければならないのは「血栓症」です。
血液が固まって血管を塞いでしまう症状ですね。
血圧の方は元々そこまで高い方ではないので心配はないのですが、体重に関しては精神科の方で出してもらっている「クエチアピン」も絡んで、気を付けなければ体重はドンドコ増えていってしまいます。(血糖値もかなり上がりました)
実際平均値だった頃から体重は1年で5キロ増えました。
我が家のご飯は高齢の親基準でそこまでカロリーは多くなく、減らす要素がほぼほぼないところです。ただ間食は好きなので、ここをどうにかしようと考えた結果、「おやつ(ただしノーカロリーもしくはローカロリー)は朝昼晩の食事と一緒に摂取する」が一番合ってるかなぁとなりました。
数日実践してみましたが、今までの中で一番食欲をコントロール出来そうな方法のようなので、今後も続けていくつもりです。
ただ、美味しいものが食べられないのは流石にお菓子が好きな人間には拷問です。
なので制作など休める部分はお休みすると決めた日曜日を「ご褒美の日」と決めて、この日に食べたいお菓子や甘い系のパンといったものを食べる、ということにしてみました。
すると「次のご褒美の日は何を食べようかな」といった考えが意外と強く出て、こちらも食欲コントロールに一役買ってくれているみたいです。
既に現時点で「来週日曜は何食べよう」になっているのが我ながら面白いですね。
勇気を出して始めたピル治療~QOLを高くして生活の充実を
今回は先月から始めたピル治療について、1シート目に関しての体験談をお話してきましたが、いかがでしたでしょうか?
私はこれまでもこれからも妊娠を望まず、色んな治療方法を選択できる体の条件が整っていたためピル治療を始められました(若い内に禁煙しておいて本当に良かったです…!)
またピルの合う合わないは本当に個人差があるため、今回私は「フリウェルULD」で比較的早めに効果が出てくれたことは幸運と言えると思います。
ピル治療は条件次第では受けられない場合もありますが、もしPMS、または重い生理などに悩まれている方がいらっしゃったら、治療の選択肢の一つとして検討しても良いかと思います。
それ以外でももし不安なことがあれば、我慢しないで是非婦人科に相談に行ってみて欲しいです。
婦人科の症状でQOLが低いのは勿体なかったなぁと今回とても感じました。
引き続き治療の経過などはこちらでご報告したいと思います。
なお明日の診察から精神科の主治医が交代となりますが、作業療法の担当さんから穏やかでにこやかな、少しお年を召した先生と伺って少しホッとしています。
そういえばにこやかな人って今まで担当になったことなかったなぁ…(笑)
(淡々とした先生が多かったです)
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