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亭主関白の父がリタイア後に変わったこと、永遠の反面教師


実家の父は9月に定年退職をした。

退職後は基本的に家にいて、母と2人暮らしだ。
朝から晩まで2人でいるので、心配もあるが仲良くやっているようだ。

年末年始帰省後に気づいた、亭主関白の父が変わったことをまとめてみる。

変わったこと

  1. テレビでバラエティ番組を見るようになった。
    元々はNHKかスポーツ番組ばかりで、バラエティをつけると、何が面白いかわからん、とヘソを曲げていたのだが、年末年始にアメトーークの特番を最初から最後まで観て、爆笑していた。
    昼間もローカル番組のバラエティを見ていた。
    これは、トレンドを掴むという観点では良いことだと思った。

  2. カバンを持ってくれた。
    何故か荷物を持ってくれない父であったが、先日帰省した際に空港でカバンを持ってくれた。20年前からして欲しかった。

  3. 若干のモラハラ。
    これは勘弁してほしい。会社で威張ってた過去にしがみつき、役職も社会的地位も失った人間の顛末かと心配になった。親戚の前で、酒に酔って家族を馬鹿にして笑いを取っていた。

  4. 株を始めた。
    何故かこのタイミングで株式投資を開始。これまで資産について考えもしなかったとの驚愕発言。

変わらないこと

  1. 一切家事をしない。
    夕食後「お風呂入れようか」と父が言ったので、てっきりお風呂掃除でもするのかと思いきや、母がそそくさと掃除をしに行く。食事後も食器すら洗わず、一日中座っているか、散歩をするか。家事を何もしないのは時代なのだろうが、本人が変わる気持ちがないと言うのが1番だと思う。

  2. 飲酒。
    元々飲酒量が多く、1人で家で晩酌をするタイプであるが、退職後も変わらず晩酌をしていた。モラハラ発言しないならばいいのだが…


残念なことに、退職して良かったことはバラエティに関心を持つようになったことくらいだろう。
株を買うのは良いとして、かなり遅い気もする。

父もまた一年後には変わっているのかなと期待しすぎない期待をしようと思う。

反面教師としてありがたいなと感謝し、年をとっていきたいなと思った。

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