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わたしがなぜ転職を考えるのか #社会人2年目

おはようございます。リケジョサラリーマンのcocoです。

私は理系大学院卒、昨年第一志望の大手メーカーに技術系の専門職として入社しました。現在、入社2年目。当初希望していた配属先ではありませんでしたが、いい上司に恵まれ、丁寧に指導してもらえて残業もほとんどない、というけっして悪くない環境にいます。

でも、1年働いてみて「このままでいいのか、何か物足りない」という思いがどんどん強くなっていました。

そんな漠然とした不安の正体を明らかにしてくれたのが、

『転職の思考法』(北野 唯我氏 著)

です。

実は、入社当初に読むことを薦められて一年越しに読んだこの本。タイトルに転職とありますが、サラリーマンとして働いているすべての人(特に私のようなミレニアム世代)にとって有益なことが書かれていると思います。

読みながら何度も頷いていました。

この本を読んで、一見安定している環境で働けている私がなぜ「このままでいいのか」という漠然とした不安を抱えていたのか、その理由をはっきりさせることができました。

それは次の2点です。

①個人としての専門性が身についている気がしなかった

②転勤に振り回されるのが怖かった

①について、

私は特に資格を持っているわけでもなく、学生時代に学んできた化学をそこまで極めたわけでもありません。よって、将来転職したくなったときに、「私の専門はこれです」と自信をもって言えるものができる未来が見えないことに不安を感じていたのです。会社に縛られるのではなく、ちゃんと個人として評価してもらえるような「自分の価値=マーケットバリュー」を高めなければいけないと強く感じました。

②について、

私の所属する部署は経験を積むために転勤することがとても多いです。ちょうど2週間ほど前に、突然地方への異動を伝えられました。運よく地元に配属されて、3年はここにいるだろうと思っていたのに、こうも簡単に人事異動は起こるのか、、と色々な感情が湧きました。そのときに、「はい」としか言えないこの状況に、このままではよくないと感じました。

①②の不安を解消するために、私のするべきことは

「自分の価値=マーケットバリュー」を高めること

です。

専門性を身に着けたいと上司に相談したところ、次の異動先では私のしたいこと(化学材料の研究開発)に近いことをできるようにしているといっていただけました。実際にどうなるか分かりませんが、勤務地以外の働く環境には不満はないので、異動した先で専門性が身に着けられるかをしっかりと考えたいと思っています。

一方で、今の仕事とは関係ない「Webデザイナー」という仕事にも興味があります。デザインするという自分の好きなことができて、Webデザイナーには専門性があり、会社に縛られない働き方ができる、ということに魅力を感じています。

今は、自分のキャリアをどうしたいか考え切れていませんが、今年中にしっかりとした軸を作ろうと思います。

入社2年目というまだ若いときに、転職という選択肢を持つ大切さを教えてくれた本を読めたこと、転勤をきっかけに今後のキャリアについて真剣に考えることができたのはとてもラッキーでした。

会社に縛られない「自分のマーケットバリュー」を高めるべく、何をすべきかを考え、行動したいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

以上


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