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実践レポート:「こどもかいぎ」映画上映会&プチおしゃべり会

6月23日(日) 千葉市生涯学習センターにて
映画「こどもかいぎ」の自主上映会とプチおしゃべり会を実施しました。
午前中は大雨。午後は小降りになったのですが、足元の悪い中ご参加されたみなさま、ありがとうございました。

はじまるまえに

冒頭、少しお時間をいただき、COCOPORTAのことやイベントの流れを確認したところで、早速映画上映会スタート。
今回「こどもかいぎ」を上映したいと思ったきっかけとして、
私自身が映画を鑑賞した際「こどもが小さな頃から対話することを手段として選べれば、こども自身ももっと世の中に広がりや可能性を感じて生きていられるのではないか。」「大人はこどもにはどうせ分からないから・・とか、回答するのが面倒くさいから、自分の都合で話を切り上げたりしてるかもな。」というような感想をもったからです。
この映画では、こども同士の対話や、大人とこどもの対話についてドキュメンタリーとして映像化することで、こどもとおとなが生活する上での、大切なメッセージをつたえてくれているように思います。

映画上映中 どんな思いで映画を観ているのでしょうか

映画をみている最中、参加者からは思わず笑ってしまう場面や、感情が揺さぶられる、ちょっとホロリときてしまうシーン。
こどもも一生懸命。先生も一生懸命。だから伝わってくるものがありました。

後半ワークショップ始まる前に

上映会後、後半はプチおしゃべりタイム。
4名1組程度で感想を付箋に書いて、グループ内で自由にお話をしました。

映画をみて、保育園の先生の気持ちになってみたり、幼少期の自分に重ねたり、子どもや孫との会話や接し方について思いを巡らせてみたりと、あっという間に時間が経ってしまいました。

単なる話しと対話ってどんなことが違うのだろうか?と、映画を見ながら自分なりに考えていたのですが、対話は一方通行ではなく「双方向」で成り立つものであり、クリティカルでクリエイティブなことなのではないかと思う。
対話が成り立つ前提としては、相手の話を「きく」という行為があり、自分の話に関心を持って聞いてくれていると思うからこそ、自分の内にあるものを出してみようと思える。
お話が聞きあえる空間ってなんか良いよなー自分もこういう空間を作れる人になりたいなと、素直にそう感じました。

今回の映画上映会につきましては、LUSHチャリティバンクより助成いただき、活動を行いました。LUSHさん、ありがあとうございました!

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映画予告 こどもかいぎ
監督:豪田トモ  ナレーション:糸井重里
音楽:「ビューティフル・ネーム」ゴダイゴ/ 作詞:奈良橋陽子・伊藤アキラ/ 作曲:タケカワユキヒデ
2022年製作/88分/G/日本
配給:AMGエンタテインメント
推薦:厚生労働省 後援:内閣府 / 日本保育協会 / 公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン / 認定 NPO 法人フローレンス

https://www.youtube.com/watch?v=jwEKM722Ypg

【どんな映画?】

ドキュメンタリー映画「うまれる」シリーズを生み出した豪田トモ監督による、ドキュメンタリー映画『こどもかいぎ』。「対話」をテーマにした『こどもかいぎ』では、ロシア・ウクライナの情勢や、長引く新型コロナウィルスなど、世界中が不安の渦に巻き込まれている今、大人はきちんと子どもたちと対話が出来ているでしょうか? 「こたえのない」人生をテーマに、時には喧嘩をしながら、「対話」の中から他者への配慮や優しさを学んでいきます。
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