勉強と筋トレは似ているらしい。
今日、ある報道キャスターの方にお話をオンライン上で聞く機会がありました。その中でとっても印象的で、素敵だな、と思った言葉があったので、少し紹介したいと思います。
この方は大学を卒業されて、数十年後に再び大学院で学び直すことを選択されたのですが、「どうしてそのような選択をされたのか」と私が質問した際に返ってきた答えを、私は心に刻みたいな、と思ったのです。
「学ぶことは自信になる。もっと自信をつけたい、だから大学院で学び直すことを決意しました。」と、この方は言われました。
「勉強することで自信がつく、か、、。」そしてその話を聞いたとき、私は次に、「勉強ってなんだか筋トレみたいだな」とも思いました。
「自己肯定感を上げたい」という方に対して、よく「じゃあ筋トレをしましょう、自分の体に顕著に効果が出るから自信に繋がりますよ」という方がいらっしゃいます。部屋で手軽に運動したい、と思い、私も最近筋トレを始めました。確かに、少しの頑張りで体に大きな変化が出る。今日も「あれ、前はもっと太ももの前はりすごくなかったっけ」とか「お腹少しずつくびれてきたなぁ」とか思いながら、鏡を見てニマニマしていました。確かに自信につながります。
この言葉の後に、彼女はさらに「勉強って言ったって、人と話すのも勉強ですし、本を読むのも勉強です」と言われました。日常には私が気づかないところでも学ぶ機会が溢れているんだなぁ、と痛感しました。
勉強は作業じゃないし、苦行でもない。今日のお話からそんなこと教えてもらいました。確かに筋トレは「さらなる身体のアップデートに」を目標にするもの。それなら勉強は「さらなる頭のアップデートに」とでもなるでしょうか。
自分が普段行っている行動、読書やおしゃべりにも勉強が潜んでいる、というお話を聞いて、案外勉強も義務的なものとか、大学で出されるものだけじゃないのかも、それ以外の分野でも意外とちゃんと勉強しているのかも、とか考えさせられましたね。だから、机でする勉強ばかりに囚われないで、幅広く学びに取り組んでいきたいな、と思えた1日でした。
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