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3人になる前に。

「好きなバンドは?」という質問を投げかけられたら。

私は絶対にSILENT SIRENと答えるだろう。

通称サイサイ、ギターのすぅ、ベースのあいにゃん、キーボードのゆかるん、そしてドラムのひなんちゅの4人で編成されているバンドである。明日25日に日比谷にてライブが開催される。本当は行きたくて何度も応募したのだけれど、、。3回とも外れてしまった。悲しい、、。

ライブに行けないだけなら、まだ次があると自らを奮い立たせる事ができるだろう。だけど、それだけでは悔やんでも悔やみきれない理由がある。本日、公式サイトからある報告があった。

それは、リーダーであり、ドラム担当として、頼れるお姉さん的立ち位置にいたひなんちゅの脱退。明日のライブを最後にグループを去るそうだ。以前から保護猫活動などを頻繁に行っていた彼女なので、色々な分野に挑戦していてすごいなぁ、と思っていた。だから今回の脱退も、興味の幅を自分の中で制限したくなかったからなのかな、となんとなく予想はつく。

だけど、あまりにも急すぎる事態に私はまだ追いつけていない。だけど、完全に4人のサイサイでいてくれるのは今日までだ。明日のライブが終われば、「サイサイのひなんちゅ」は、「ひなんちゅ」になってしまう。4人が4人であるうちに、私が好きな歌についてでも書いておこうかと思い、辿り着いたのが今日の記事である。

それではいってみよう。

サイサイがまだ全部大文字のグループ名に変わる前の、初期の初期の曲であるStella☆。あるドラマを見ていた合間のCMソングでずっと流れていて、その時に頭から離れなくなったの初めだった気がする。当時はまだ小学校4年生くらいで、You Tubeなどには疎かったので、調べることもなく時間は過ぎていった。

しかし、今でも忘れない小学校6年生の卒業式の日。友達と一緒にプリクラを撮りに行った私は、この曲と運命の再会を果たすことになる。Hi Cherryという、今はもうないプリクラ機の中で繰り返し流れていたのがこの曲だった。そこで曲名を知ったか、この曲の存在を思い出して、多分サイサイの歌をひたすら聴くようになったんだと思う。「このふわふわした可愛い雰囲気の女の子たちはなんなんだ!」と衝撃を受けたのを覚えている。

そして2曲目。

「ユメオイ」は多分はじめに紹介した歌よりもさらに前の歌だと思うだけれど、この世界がまた良くて、この曲にピンポイントでどっぷりハマっている時期があった。なんならイラストレーターさんを調べて、今でもこの方のSNSをフォローしているくらいである。

とっても可愛くて胸がきゅんとなるような歌なのだけれど、以前カラオケで歌おうとした際には息継ぎする場所がなさすぎて、危うく酸欠になるところだった。これを歌いこなしてしまうボーカルのすぅは恐ろしい、、。

私はもっぱらCDはレンタル派だった時期があったので、この曲が入っているアルバムを借りていつでも好きな時に、思う存分ユメオイを聴けるようにしよう、と思っていたのだけれど、いまだに実現していない。前にずっと通っていたレンタル屋さん、なくなっちゃったからなぁ。

そして3曲目。

私が可愛い系の歌が好きなのは、この記事でお分かり頂けたに違いない。まず、MVに出演している千葉くんがかっこいい。可愛いし、かっこいい。すぅとの掛け合いに胸が締め付けられてしまう。歌詞も胸に沁みるし、なおかつすぅの甘い声でこれを歌われたら、ゆかるんのアウトロのピアノソロでは、まるで映画一本分見たかのような、自分も(架空の)彼氏に振られたかのような気持ちになります。

冬ソングっていうのがまたいいなって思っていて、サイサイってフェスなどで盛り上がれるような暑い夏の日差しが似合うような歌もたくさんあるんですけど、逆にバラードでしっとり聴かせる歌も作れるなんて、さすが振り幅がすごいなぁ、と思いましたね、、。

なんだか最近の曲も大好きなのに、数年前の歌ばかりセレクトしてしまったことに気づいてしまった、、。もちろん今のサイサイも大好きです。心にエネルギーチャージしてくれるHEROとか、青春真っ盛りを身体中に感じられる19 summer note.とか、まだまだ語りたい歌は本当は山ほどある、、。

まぁ、サイサイの歌が好きという事実がこれからも変わることはないので、またゆるゆると何回かに分けて語っていけたらいいなぁ。

ちなみに写真は、私が初めてサイサイのライブに行った時のもの。思えば、あれば4人のサイサイを見る最初で最後のライブになってしまったのか、、。寂しいなぁ。

でもでも、ひなんちゅの新たな門出に幸あれ!グループを去っても、ひなんちゅが自分の好きを貫けますように。


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