お金がある方が良いに決まっている

大分前だけど、児童相談所と話し合った事がある。うちには子供がいないので、家庭に恵まれない子を養子として縁組してもらおうと思って相談に行った。一応資格審査みたいなのは有って、それはパスできた。日本中に養子縁組を必要とされる子供はたくさんいるとのことだったから、すぐにでも縁組してくれるのかと思ったらさにあらず。

子供を預かる児童相談所と縁組される方の児童相談所の担当者が話し合って縁組するかどうかを決めるというのだ。僕は比較的高年齢だったことも有り、一件一件審査していたら永久に順番は回ってこないという事らしい。しかも僕が『僕はお金には困っていないから、恵まれない子供を助けたい。』と言ったのも担当者が気に食わなかったようだ。『恵まれない子供なんて世の中にはいません!』と怒鳴られた。

だったら、資格審査みたいなことはするなと言いたい。審査してさらに担当者の気分で決めるような事をするというのに驚かされた。

僕はお金はとても大事だと思っている。そのために努力して今の安定を築いている。お金があれば、良い教育が受けられて人生の可能性が広がる。子供にも良い教育を受けさせたい。だが児童相談所に人たちは ”お金が無くても心の優しい人たち” を子供たちと縁組させたいらしい。拝金主義も良くないとは思うが、賤金主義もどうかと思う。

日本に家庭に恵まれない子供が一人もいないならそれでも良い。無理に縁組する必要は無い。だがそうではないのだ、児童相談所の処理能力がネックで、家庭が必要な子供が家庭に入れないでいる。しかも変な感情論で引き合わせるのを遅らせている。児童相談所は信用できないなと思っていたら、案の定そのあとで児童相談所の問題が世間を騒がせた。

こういう事も今の日本の変な問題点の一つだと思っている。変な感情論が多すぎるんだよね。それでやるべきことを遅らせている。担当者の自己満足だ。どんどん養子縁組をして、問題があったら対処するという事をして、家庭が必要な子供を失くすべきだと思う。

何が本当に必要なのかをドライに考えて早く行動すべきで、政治やお役所仕事に変な感情論を入れるのは良くない。


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